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AGI Hub主任研究員の林央氏 米MIRIのアウトリーチ日本責任者に就任

株式会社AGI Hubは、主任研究員を務める林央氏が、米国カリフォルニア州バークレーの非営利研究機関Machine Intelligence Research Institute(MIRI)のアウトリーチ日本責任者(Head of Outreach Japan)に就任したことを発表した。林氏はAGI Hubの主任研究員およびPauseAI Japan代表を引き続き務める。日本国内での情報発信や政策関係者へのアプローチに取り組むとしている。

MIRIの概要とこれまでの活動

MIRIは、人工超知能(ASI)の開発による人類絶滅を防ぐことを目的に、研究と一般への発信を行う米国カリフォルニア州バークレーの非営利団体である。2000年に、AIアラインメントという研究分野を創始したエリエザー・ユドコウスキー氏らが設立した。人間を超える知能を持つAIを人間の価値観に沿わせる「アラインメント」を技術的な問題として提唱し、取り組んだ最初の組織として知られる。

同機関は2023年から、政策立案者や一般の人々に向けた発信を強化している。2025年9月には、共同創設者のユドコウスキー氏とプレジデントのネイト・ソアレス氏の共著『If Anyone Builds It, Everyone Dies』を刊行した。同書は刊行直後と2026年9月の2度にわたりニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに入っている(日本語版『超知能AIをつくれば人類は絶滅する』早川書房)。

就任の背景と日本での役割

高度なAIの安全性をめぐる議論は英語圏を中心に進んでおり、日本語で読める一次情報や議論の場は限られているという。林氏はアウトリーチ日本責任者として、日本での情報発信と政治家への働きかけに取り組み、MIRIの研究や提言を日本の読者、研究者、政策関係者、メディアへ届ける役割を担う。

株式会社AGI Hubではこれまで、MIRIの「The Problem」「絶滅級のAI脅威に関するブリーフィング」や、同機関の技術ガバナンスチームによる国際合意の条約案などを非公式に日本語訳して公開してきた。林氏は2026年9月17日放送のABEMA Prime「AIで人類滅亡説」に出演し、深津貴之氏、斎藤幸平氏、竹中平蔵氏らと議論を行うなど発信を続けており、今回の就任を通じてMIRIの研究・提言を直接つなげていく方針だ。

林氏は就任に際し、「アウトリーチ日本責任者として、MIRIの研究と提言を日本語で正確に届けるとともに、政治家の皆さまへの働きかけにも取り組んでいきます」とコメントしている。

林央氏のプロフィール

AGI Hub共同創業者・主任研究員(Chief Alignment Officer)として、AIアラインメントに関する調査・発信を担当する。東京大学在学中にAI安全性コミュニティを設立し、PauseAI Japanの代表も務める。

  • X:https://x.com/Align_ASI

株式会社AGI Hubの概要

東京都港区に拠点を置く株式会社AGI Hubの概要は以下の通り。

  • 会社名:株式会社AGI Hub
  • 設立日:2026年6月15日
  • 代表者:代表取締役 有路翔太、佐藤圭吾
  • 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F
  • URL:https://agi-hub.ai/
  • 事業内容:AGI及びAI Safety・Alignmentに関する講演、記事寄稿、共同研究及び提言

本記事は株式会社AGI Hubの発表をもとに作成されています。

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