YOZBOSHI、デジタイゼーションプラットフォーム強化へシードラウンド実施

株式会社YOZBOSHI(本社:東京都中野区、代表取締役:藤井翔吾)は、企業が保有するアナログデータをデジタル化するプラットフォーム「Connected Base」を提供している。このたび、シードラウンドにおいてミレイズとNOBUNAGAキャピタルビレッジを引受先とした第三者割当増資を実施した。

「Connected Base」は、書類データ等を投げ込むだけでデジタルデータの自動変換を実現できるデジタイゼーション効率化プラットフォームだ。デジタル化が急務の企業経営において、電子帳簿保存法の猶予期間が終了したことで、企業内の経理業務が増大し、“アナログからデジタル”への変換プロセスへのニーズが高まっている。

YOZBOSHIは、今回の資金調達を通じて、「Connected Base」のプロダクト開発、組織体制の強化、マーケティング等を強化していく。経理だけに限らず、様々な領域で発生しているアナログからデジタル変換する業務を「丸投げ」できるプロダクトの開発を目指していく。

その第一弾として、2022年より経理領域に特化した電子帳簿保存法に関わる保存業務を自動化できるサービスを提供し、経産省が推進するIT導入補助金2024の対象ITツールにも認定され、企業導入が進んでいる。今後は特定ルールの設定による自動化や様々なサービスとの連携、API提供等で「繋がる」環境を広げていく。そして、日本企業の “アナログからデジタル”への変換プロセスを支援することで、DX推進の根底を支えていく。

投資家からのコメントでは、日本企業のデジタル化は著しく遅れていると指摘されている。YOZBOSHI社の「Connected Base」はあらゆる種類のアナログ書類に対応したワンストップのデジタル化プラットフォームであり、このボトルネックを解消する直感的なソリューションであると評価されている。

YOZBOSHI創業者の藤井翔吾氏は、デジタルデータの活用をする前に、活用する形式にデータ整備を行うための多くの労力が必要であることに注目している。そのため、多くのアナログデータを効率的に、用途に合わせたデジタルデータにすること(デジタイゼーション)が効率化されないと、本当の意味でDX化を実現できたとは言えないと語っている。