福井県大野市の篠座神社で学生が企画 昔の写真展示やのっぺい汁を振る舞う
福井県大野市の篠座神社で2026年9月23日に行われたお彼岸祭りの会場で、認定NPO法人SET(岩手県陸前高田市)のプログラムに参加する学生たちが企画・運営を担当しました。会場には幅広い世代が集まり、学生が集めた地域の昔の写真を前に思い出を語り合ったほか、地元の食材を使ったのっぺい汁を味わいました。
システムチェンジ応援ファンドの助成を受けたSETは、創建から1,300年以上の歴史を持つ篠座神社を擁する同集落で、現地コーディネーターとともに学生と住民の継続的な関係づくりに取り組んでいます。8月に実施した3泊4日の滞在に続き、9月22日・23日の滞在ではお祭りでのアクション実施を目指して活動が行われました。

集落を歩いて食材と昔の写真を収集

前日の9月22日、学生たちは集落内をフィールドワークし、お祭りの周知活動と昔の写真の収集を進めました。
あわせて地域のおばあちゃん世代とともに里芋掘りも行い、翌日に振る舞うのっぺい汁の食材を直接調達しました。写真の収集と食材の確保を行ったことが、当日の企画を現場の素材で成立させる基盤となりました。
昔の写真を囲む「思い出集め」とのっぺい汁の振る舞い
23日のお彼岸祭り当日、学生たちは2つの企画を実施しました。地域住民から提供された野菜を使ったのっぺい汁の振る舞いと、前日に集めた昔の写真を会場に展示して思い出を書き留めてもらうとおにぎりをプレゼントする「思い出集め」です。
当日は約50人が思い出を書き留め、会場では複数の世代が同じ写真を囲んで語り合う場面が見られました。地域との連携を担ったコーディネーターの山本響さんは、役割が少なくなっていた世代が自分なりの役割を見つけて関わるきっかけになったと振り返っています。参加した学生からは将来的な関わりや移住を希望する声が上がり、住民からも若者との今後の活動を期待する反応が寄せられました。
継続的な関与へ向けた今後の展望
SETは、今回生まれた学生と地域住民のつながりを単発の体験にとどめず、継続的な関与へとつなげていく方針です。8月と9月の滞在で積み重なった関係性を基盤としながら、地域と継続的に関われる方法を模索していくとしています。
認定特定非営利活動法人SETの概要
- 法人名:認定特定非営利活動法人SET
- 理事長:三井俊介
- 所在地:岩手県陸前高田市広田町字山田52-6
- 設立:2011年3月12日(法人化:2013年6月18日、認定取得:2025年10月16日)
- 公式サイト:https://www.nposet.org
本記事は認定NPO法人SETの発表をもとに作成しました。
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