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国立映画アーカイブと東京国際映画祭 溝口健二の特集上映を2026年10月に開催へ

国立映画アーカイブと東京国際映画祭(TIFF)は、映画監督の溝口健二(1898-1956)の没後70年に合わせ、共催企画「TIFF/NFAJ クラシックス 映画監督 溝口健二」(英題:TIFF/NFAJ Classics: Kenji Mizoguchi)を開催します。会期は2026年10月27日(火)から11月1日(日)までで、会場は国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)となります。本企画は国立映画アーカイブでは初となる溝口健二の展覧会とも連動し、その業績を顕彰する取り組みです。

溝口健二は1923年に『愛に甦る日』で監督デビューし、『浪華悲歌』や『祇園の姉妹』(ともに1936)、『殘菊物語』(1939)、『元禄忠臣蔵』前後篇(1941-42)などを手がけました。戦後には『夜の女たち』(1948)に続き、『西鶴一代女』(1952)、『雨月物語』(1953)、『山椒大夫』(1954)を発表し、ヴェネチア国際映画祭で3年連続の受賞を果たしています。

本特集では、近年デジタル修復された作品群を中心に、全13作品(12プログラム)が英語字幕付きで上映されます。

上映作品一覧:

  1. 『瀧の白糸[デジタル復元版]』(1933)
  2. 『浪華悲歌』(1936)
  3. 『祇園の姉妹』(1936)
  4. 『殘菊物語[デジタル修復版]』(1939)
  5. 『元禄忠臣蔵・前篇』(1941)

『元禄忠臣蔵・後篇』(1942)

  1. 『雨月物語[デジタル修復版]』(1953)
  2. 『祇園囃子』(1953)
  3. 『山椒大夫[デジタル修復版]』(1954)
  4. 『近松物語[デジタル修復版]』(1954)
  5. 『楊貴妃』(1955)
  6. 『新・平家物語[デジタル修復版]』(1955)
  7. 『赤線地帶[デジタル修復版]』(1956)

瀧の白糸デジタル復元版の国内初上映とトークイベント

現存する溝口健二の戦前作品である無声映画『瀧の白糸』(1933)が、今年度に新たにデジタル修復され、本特集で国内初上映されます。この修復は、早稲田大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)による日本文化関連の学術・文化的取り組みを支援する共同連携事業「柳井イニシアティブ」の協力を得て実施されたものです。上映時は弁士・伴奏音楽付きとなり、弁士の語りにも英語字幕が投影されます。

また、『瀧の白糸』上映後には、『溝口健二論—映画の美学と政治学』(法政大学出版局、2016年)の著者である木下千花氏(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)による講演が行われます。

連動展覧会「没後70年 映画監督 溝口健二」

上映企画と連動し、国立映画アーカイブ 展示室(7階)にて展覧会が開催されます。

  • 展覧会名:没後70年 映画監督 溝口健二
  • 会期:2026年8月11日(火・祝)-12月13日(日) ※月曜日休室
  • 会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)
  • 主催:国立映画アーカイブ
  • HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/mizoguchi2026/

上映企画の開催概要

  • 企画名:TIFF/NFAJ クラシックス 映画監督 溝口健二(英題:TIFF/NFAJ Classics: Kenji Mizoguchi)
  • 会期:2026年10月27日(火)-11月1日(日)
  • 会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)
  • 主催:国立映画アーカイブ、東京国際映画祭
  • チケット:一般1300円、高校・大学生・65歳以上1100円、小・中学生900円、障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ800円
  • 問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • HP:https://www.nfaj.go.jp/film-program/tiff-nfaj202610/

本記事は国立映画アーカイブおよび東京国際映画祭の発表をもとに作成しています。

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