「nubia」、日本で新型スマホ2機種を発売

ZTEジャパン株式会社が、ハイエンドブランド「nubia」の日本進出を発表した。その一環として、SIMフリースマートフォン2機種「nubia Flip 5G」と「nubia Ivy」が3月下旬から販売される予定だ。

nubiaは、中国や東南アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東、アフリカなどで展開されてきたブランドで、「スマートフォンの中の一眼レフ」と称賛されるほどの革新的な撮影機能を持つ。今回日本での展開にあたり発表された新機種は、高性能カメラの搭載はもちろん、安心機能や決済機能も備えている。また、注目されている折りたたみデザインもラインナップに含まれている。

「nubia Flip 5G」は、閉じた状態でW76×H88mm(厚み15.5mm)、広げると約6.9インチの有機ELディスプレイを搭載している。また、丸型デザインの約1.43インチのサブディスプレイも備えており、折りたたんだ状態でも通知確認や着信応答が可能だ。さらに、メインカメラは約5,000万画素、被写界深度カメラ約200万画素、インカメラ約1,600万画素も搭載している。

一方、「nubia Ivy」は約6.6インチフルHD+の大画面を持ち、指紋認証・顔認証も搭載している。メインカメラは約5,000万画素、被写界深度カメラとマクロカメラは約200万画素、インカメラは約800万画素で、被写体認識AIにより美しい写真を簡単に撮影できる。

nubiaは、2012年に創立され、「Be Yourself」をブランド理念として掲げている。その代表的な製品と技術革新には、グローバル最初のUDC対応スマートフォンや、世界初の5G対応裸眼3Dタブレット、星空を撮影できるスマホなどがある。

ZTEジャパンは、日本で16年間に渡り、各大手キャリアに製品を展開してきた。2023年には端末の出荷量が合計で100万台を超え、2024年には、nubiaブランドのグローバル推進戦略に伴い、日本の消費者に対して新たな選択肢を提供する予定だ。