ゲームエイトとソニーペイメント、決済で提携

ゲームエイトとソニーペイメントサービスは、ゲームを含むエンタメ領域における決済サービスの展開に関する協業について基本合意書を締結した。この提携は、2024年6月に可決された「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」を受けて行われたもので、ゲーム内通貨のアプリ外課金やゲームの販売など、エンタメ領域全般にわたる決済環境の民主化が加速することを見据えている。

両社は、ゲームエイトの豊富な顧客・ユーザー基盤とソニーペイメントサービスの安全性の高い多様な決済ソリューションを活用し、共同でのサービス提供を通じてゲーム・エンタメ領域に携わる事業者やユーザーの決済にまつわる課題解決を目指す。具体的には、ゲームエイトの記事内でのアプリ外課金、パブリッシャーサイト等からのアプリ外課金、ゲームのダウンロードキー販売などのサービス開発を検討している。

ゲームエイトは、2014年に創業したゲーム総合情報サイトで、月間最大5億PV、4,200万UUの実績を持つ。一方、ソニーペイメントサービスは、2024年1月に米国大手のブラックストーン・インクとその関係会社が運営するプライベートエクイティファンドと資本提携し、オンラインでの多様な決済手段に加えて、実店舗・実施設での対面決済サービスにも対応している。

両社は、共同出資会社の設立も視野に入れており、ゲーム・エンタメ領域の決済にまつわるサービス全般を担うプラットフォームを目指して継続的に発展させていく方針だ。