日研トータルソーシング 初の関東整備士研修センターを開設し2026年9月研修開始
日研トータルソーシング株式会社は、同社初となる自動車整備士を育成する研修施設「関東整備士研修センター」を開設し、2026年9月より研修を開始した。未経験者から有資格者まで実践的な研修を通じてスキル向上を図り、自動車整備業界の幅広い人材ニーズに対応する。

自動車整備業界の人材不足と現場負担の背景
自動車整備業界では、高齢化に伴う熟練人材の離職や若手入職者の減少によって整備士の人材不足が続いており、職業情報提供サイトjobtagによると自動車整備の職業における有効求人倍率は約5.46倍(2025年度)と高水準で推移している。また、整備業務に従事するためには原則として国家資格である自動車整備士資格が求められることに加え、自動車保有台数の増加に伴う現場一人あたりの過重負担や、EV化・ADAS(先進運転支援システム)といった最新技術への対応など、人材確保の課題と現場の負担が増大している。


実践的な設備とカリキュラムによる人材育成
関東整備士研修センターでは、実車やリフトなどの実践的な設備環境を整え、未経験者から実務経験にブランクのある整備士有資格者までを対象に研修を実施する。工具の正しい取り扱い方や法定点検の実習、安全衛生教育を段階的に習得するほか、現場に即したシミュレーションを通じてスピードと正確性、接客・サービスマナーを身につけるカリキュラムを用意している。また、電気自動車の整備業務やタイヤの空気充てん作業に義務づけられている特別教育も組み込まれている。
講師体制と今後の展望
当研修センターの講師陣は整備士資格や検査員の資格、学校講師としての経験を持ち、知識や技術の習得をサポートする。同社は今後、研修センターにおける「認証工場」の認可取得に向けて準備を進め、未経験から整備士資格取得を目指せる育成モデルの確立に注力する方針としている。

研修センターおよび運営会社概要
関東整備士研修センターの概要は以下の通り。
- 名称:関東整備士研修センター
- 所在地:〒362‐0066 埼玉県上尾市領家70-6
運営会社である日研トータルソーシング株式会社(代表者:清水 浩二)は1981年4月に設立され、本社所在地は東京都大田区西蒲田。総合人材サービス(業務請負事業/人材派遣事業/人材紹介事業)を展開している。
本記事は日研トータルソーシング株式会社の発表および職業情報提供サイトjobtag(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/197)の情報をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



