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日本舞台芸術ネットワーク、小劇団の公演中止損失を補うサポータークラブ旗揚げへ

日本舞台芸術ネットワーク(JPASN)は、2026年9月24日に小劇団の活動を支援する舞台芸術サポータークラブを旗揚げし、支援サイトよりマンスリーサポーターの募集を開始する。小劇団が安心して主催公演を行うために、中止のリスクを軽減する保険加入やハンズオン支援を実施する。公演中止による劇団の損失を補う仕組みを整え、小劇団の担い手と支援者をつなぐ取り組みとなる。

小劇団の公演中止リスクを軽減する支援制度

舞台芸術サポータークラブは、将来の舞台芸術業界で活躍が期待される小劇団が安心して主催公演を行えるよう、公演中止のリスクを軽減するための保険加入やハンズオンの支援を目的としている。

感染症の拡大や交通機関の計画運休などによる突然の公演中止では、劇場費や稽古場代、人件費などの経費負担が劇団に重くのしかかる。日本舞台芸術ネットワークの保険・税制PTは、若手劇団の公演中止による損失(公演中止で、次の公演には持ち越せない経費)を補う仕組みを構築していくとしている。JPASN顧問の高萩宏(世田谷パブリックシアター)は、無理を強いるのではなく支え合うことで舞台を続ける時代へ向けたサポートの重要性を示している。

会費を原資に2027年度の支援劇団を公募

本取り組みは、個人や法人のサポーターからの会費を原資として運営される。会費は月額で個人1,000円、法人5,000円で、JPASNの正会員の中から2027年度のサポータークラブの支援劇団を公募し、条件を満たした劇団を採択して支援を行う。

サポータークラブ会員には、月1回の演劇メルマガの無料購読や、支援団体の採択後に対象公演のゲネプロを鑑賞できるなどの特典が用意されている。

公募および採択のスケジュール案

公募・採択スケジュール(案)は以下の通りとなっている。

  • 2026年9月24日:サポーター応募受付開始(※年間を通じて、保険料の原資となる基金を集める)
  • 2027年1月:対象劇団向け応募説明会(JPASN正会員対象)
  • 2027年2月:対象劇団の応募開始 (第1期)
  • 2027年4月:支援劇団の採択通知 (第1期)
  • 2027年7月以降:対象公演実施

日本舞台芸術ネットワークについて

日本舞台芸術ネットワークは、2020年2月26日の政府による自粛要請を受けて相次いだ舞台公演の中止・延期による損失実態の調査を契機に発足し、2021年9月に法人化された。270を超える会員とともに舞台芸術関係者の情報プラットフォームとして活動している。

  • 団体名:日本舞台芸術ネットワーク
  • 代表理事:池田篤郎(東宝)、野田秀樹(ノダ・マップ)、吉田智誉樹(劇団四季)
  • 所在地:東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
  • HP:https://www.jpasn.net
  • 『舞台芸術サポータークラブ』募集ページ:https://jpasn.net/supporter-club

本記事は日本舞台芸術ネットワークの発表をもとに作成。

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