NHK出版、免疫学入門書SELF DEFENCEを9月25日に発売へ
NHK出版は、免疫学の知見を紹介する書籍『SELF DEFENCE(セルフ・ディフェンス) 体を守る免疫の真実』を2026年9月25日に発売します。著者は世界的に著名な免疫学者であるダニエル M デイヴィス氏で、翻訳は久保尚子氏が担当しました。本書は科学的エビデンスに基づき、食事や運動、睡眠、加齢などと免疫の関係を掘り下げた内容となっています。

科学的エビデンスに基づく免疫学の入門書
本書は、「免疫の健康」をテーマに、ビタミンCの風邪予防効果や加齢、ストレスが免疫に与える影響などを科学的エビデンスに基づいて明らかにする入門書です。食事や運動、マイクロバイオーム、睡眠、メンタルヘルスといった要素と免疫の関わりについて、研究の歴史や最新の研究成果を交えて解説しています。

本書に対して、生命科学者の仲野 徹氏は「免疫は「都市伝説」にあふれている。正しい免疫学ここにあり。」とコメントを寄せています。また、脳科学者の毛内 拡氏は「生命を「守る」とは、生きているとはどういうことか。本書は、その問いを科学の言葉でひもとく。」と評しています。
著者および訳者の経歴
著者のダニエル M デイヴィス氏は、インペリアル・カレッジ・ロンドン生命科学部長および免疫学教授を務める免疫学者で、医学アカデミーのフェローです。免疫細胞生物学における超高分解能顕微鏡を用いた研究は、米国科学誌ディスカバーの「トップ100ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。ネイチャー、サイエンス、サイエンティフィック・アメリカン各誌掲載を含む150本以上の学術論文の著者であり、被引用数の総計は14,000回を超えています。著書には2018年の英国王立協会科学図書賞の最終候補作となった『美しき免疫の力』(NHK出版)、『人体の全貌を知れ』(亜紀書房)などがあり、2025年には科学コミュニケーションへの貢献により大英帝国勲章のMBE勲章を授与されています。
訳者の久保尚子氏は、京都大学理学部(化学)を卒業し、同大学院理学研究科(分子生物学)を修了した翻訳家です。IT系企業勤務を経て翻訳業に従事し、訳書にはダニエル・M・デイヴィス氏の『美しき免疫の力』(NHK出版)や『人体の全貌を知れ』(亜紀書房)、エド・ヨン氏の『動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか』(柏書房)などがあります。

本書の目次
目次の構成は以下の通りです。
- はじめに 私たちは一人ひとり異なる
- 第1章 オレンジジュースと日光――ビタミン類は免疫の健康に良いのか
- 第2章 体内に生息する外来生物――マイクロバイオームは免疫の健康に影響するのか
- 第3章 体重に関するエビデンス――体重は免疫の健康に影響するのか
- 第4章 運動の功罪――どれくらいの運動量が最適なのか
- 第5章 冷静であるべき理由――ストレスは免疫の健康に影響するか
- 第6章 体内の美を保つための睡眠――睡眠は免疫の健康に役立つのか
- 第7章 二つの巨大システム――免疫の健康は精神の健康に影響するのか
- 第8章 一〇〇年続く免疫――加齢によって免疫の健康はどのように変化するのか
- 第9章 新医療への期待――進行中の画期的アイデアにはどんなものがあるのか
- まとめ 免疫の健康に関する指針
商品情報
- タイトル:『SELF DEFENCE(セルフ・ディフェンス) 体を守る免疫の真実』
- 著者:ダニエル M デイヴィス
- 訳者:久保尚子
- 出版社:NHK出版
- 定価:2,860円(税込)
- 発売日:2026年9月25日
- 判型:四六判
- ページ数:304ページ
- ISBN:978-4-14-082014-8
本記事はNHK出版の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



