港区で新紙幣肖像ゆかりの地を巡る謎解きラリー開催
港区は、2024年9月2日から12月2日までの期間、「港区新紙幣肖像謎解きラリー」を開催する。このイベントは、2024年7月3日に約20年ぶりに発行される新紙幣の肖像に選ばれた渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の3名が港区にゆかりのある人物であることにちなんで企画された。
参加者は、港区観光インフォメーションセンターや各総合支所等で配布される「問題冊子」を使用し、「渋沢栄一コース」「津田梅子コース」「北里柴三郎コース」の3つのコースを巡りながら謎を解いていく。各コースは、それぞれの人物のゆかりの地や付近の商店街を含んでいる。
謎解きで得たキーワードを集めて解答すると、Webまたは紙で抽選に応募でき、当選者には豪華な景品がプレゼントされる。景品には、ザ・プリンス パークタワー東京のランチペアご招待券、シンフォニーアフタヌーンクルーズのペアご招待券、港区内共通商品券(スマイル商品券)1,000円分などがある。
「謎解き」とは、特別な知識だけではなく、「ひらめき」によって問題を解き明かすことを指す。若年層に人気のこの要素を取り入れることで、歴史的人物と港区の関わりを楽しみながら学ぶことができるユニークなイベントとなっている。
港区は、この「港区新紙幣肖像謎解きラリー」を通じて、区民や訪問者に港区の歴史や文化への理解を深めてもらうとともに、地域の活性化を図ることを目指している。