BMXフラットランドの佐々木元選手が、2024年3月9日から10日にかけて熊本で開催された「CHIMERA A-SIDE BMX FLATLAND BATTLE」で見事優勝を飾った。この大会は、ストリートアパレルブランドXLARGE、X-girl、MILKFED.、SILASなどを展開する株式会社ビーズインターナショナルがスポンサーを務めている。

佐々木選手は「公式戦では一対一のバトルトーナメントがないため、2019年の初年度以来の真剣なバトルとなった。勝利への欲望よりも楽しさを感じる試合だった」と述べ、その感情が成功につながったと振り返っている。また、次は4月末の日本選手権、5月初めにフランスでの世界大会と続くため、そこでも力を発揮できるように努力すると語っている。

佐々木選手は1985年生まれの千葉県出身で、17歳の終わりにBMXと運命的に出会った。2010年と2011年には、世界中のプロライダー500名が投票してその年の世界No.1ライダーを決めるBMX界のアカデミー賞「NORA CUP」をアジア人初の2年連続で受賞した。また、全日本選手権では史上最多の17度の優勝を達成している。

ビーズインターナショナルは、アパレルだけでなく、スポーツを含む様々な分野でストリートカルチャーを発信することを目指している。音楽やファッションなどのストリート文化とともに広がりを見せるアーバンスポーツをさらに盛り上げていくという。

ビーズインターナショナルは、1990年に設立され、現在は360名の従業員を抱える。衣料品・雑貨品の企画販売、販売促進、EC事業などを手がけている。