岩手国際イノベーションコンベンション開催へ 海外フィンテックリーダーら登壇
岩手県および岩手国際イノベーションコンベンション実行委員会は、2026年10月29日(木)から30日(金)までの2日間、盛岡グランドホテルにおいて「岩手国際イノベーションコンベンション(The Iwate International Innovation Convention/IIC)」を開催します。



本イベントには海外の起業家3名の登壇が決定し、基調講演やファイヤーサイドチャットを含む全プログラムおよび出展企業が公開されました。国内外の起業家、投資家、事業会社、金融機関などが集い、地域発イノベーションの創出やグローバル市場への挑戦について議論が交わされます。
海外フィンテックのリーダー3名が登壇


今回のコンベンションには、海外から以下の3名の登壇が決定しています。
- Greg Krasnov(グレッグ・クラスノフ)氏(Tonik創業者兼CEO)
フィリピン初のデジタル銀行であるTonikの創業者兼CEO。新興市場における消費者向け銀行業務およびフィンテック分野で20年以上の起業家経験を有します。Tonikは2021年のサービス開始以来、300万人を超える顧客を獲得し、2025年9月にはフィリピンの企業として初めて「東証 アジア スタートアップハブ」支援対象企業に選定されました。2026年第1四半期時点で年間換算売上高6,000万米ドル超、2024~2025年にはローンポートフォリオを5倍に拡大し、2026年にフィリピンで単独運営するデジタル銀行として初めてキャッシュフロー黒字を達成しています。収益の約99%を融資事業が占めています。
- Trasy Lou Walsh(トレイシー・ルー・ウォルシュ)氏(Fluid共同創業者兼CEO)
シンガポール発のBtoB決済フィンテック企業Fluidの共同創業者兼CEO。創業前はBNPLスタートアップであるAtomeのリージョナル・ゼネラルマネージャーや、Uber Eatsアジア太平洋地域のレストランオペレーション責任者を務めました。香港科技大学ビジネススクールでMBAを取得し、ハーバード・ビジネス・スクールのエグゼクティブ教育プログラムも修了しています。
- Yanan Wu(ヤナン・ウー)氏(Surfin創業者兼CEO)
シンガポールに本社を置くSurfin Meta Digital Technology(SMDT)Pte Ltdの創業者兼CEO。IBM T.J. Watson Research Centerやロスアラモス国立研究所での研究科学者勤務を経て金融業界へ転身し、TD Bankで13年間シニア・ポートフォリオ・マネージャーとして300億米ドルの運用資産(AUM)を管理したほか、CITIC-Prudentialでアジア地域のクオンツ投資部門責任者として40億米ドルのAUMを運用しました。2017年にSMDTを設立し、2025年9月には「東証 アジア スタートアップハブ」支援対象企業に選定されています。


1日目:オープニングセッションで「アカデミー構想」を発表
1日目の10月29日(木)は15:00から20:00まで実施されます。
オープニングセッション(15:00~16:10)では、岩手県知事の達増拓也氏と、インシグニア・ベンチャーズ・パートナーズ創業者兼代表者のタン・インラン氏が対談します。インシグニア社が岩手県で開設を計画する「インシグニア・ベンチャーズ・アカデミー」に関する基本合意書の調印式が行われ、同社からアカデミーの構想等が発表されます。
続いて行われる対談「IWATE SOCIAL INNOVATION」(16:30~17:30)には、株式会社雨風太陽代表取締役の高橋博之氏、株式会社ヘラルボニー代表取締役Co-CEOの松田文登氏、株式会社北三陸ファクトリー代表取締役CEOの下苧坪之典氏が登壇し、チュン・アレン氏がモデレーターを務めます。その後、協賛企業の紹介(17:30~17:45)とレセプション(18:00~20:00)が予定されています。
2日目:東南アジア市場や産業別の分科会を実施
2日目の10月30日(金)は9:00から17:00まで開催されます。
午前中は、エレコム株式会社代表取締役社長執行役員の石見浩一氏と丸紅株式会社常務執行役員の川邉太郎氏による対談(9:00~10:30)のほか、株式会社みずほフィナンシャルグループ取締役会長の武英克氏(10:40~11:20)、株式会社東京証券取引所執行役員の高橋直也氏(11:20~12:00)による基調講演が行われます。
午後は3つのテーマで分科会(13:00~14:30)が開催されます。
- 第1分科会(農林水産業):「地域資源とテクノロジーによる次世代農林水産業の創出」
登壇者:株式会社北三陸ファクトリー 眞下美紀子氏、株式会社Sott 高橋舞衣氏、MOMIJI株式会社 兼澤幸男氏、株式会社WAKU 姫野亮佑氏、株式会社雨風太陽 大塚泰造氏
- 第2分科会(医療・ヘルステック):「ヘルステック等ディープテックで拓く地域課題解決、グローバルイノベーション」
登壇者:株式会社東北医工 大関一陽氏、株式会社フィジオスバイオテック 三木一郎氏、株式会社クオントディテクト 西塚哲氏、株式会社KOEDA 奥薗徹氏、株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC) 田中雅範氏
- 第3分科会(AI):「AIによるイノベーションと産業変革、地域課題解決」
登壇者:株式会社Athena Technologies 阿部武氏、株式会社サステナ 三井康平氏、Defios株式会社 近藤鯛貴氏、株式会社LIGHTz 乙部信吾氏、合同会社ふくり 小原毅也氏
その後、AIスタートアップをテーマとした対談(15:00~15:30、Trasy Lou Walsh氏、蛯原健氏、田中遼太郎氏登壇)、東南アジアのデジタル金融をテーマとした対談(15:30~16:00、Greg Krasnov氏、Yanan Wu氏、中原元氏、田中大介氏登壇)、リブライトパートナーズ株式会社代表取締役の蛯原健氏による基調講演(16:00~16:30)が行われます。
なお、プログラムは今後変更の可能性があります。
地域発スタートアップ等の展示と後援団体


会場では、2026年9月17日現在で以下の20社超の企業・団体による展示が行われます。
出展企業・団体:一般社団法人岩手イノベーションベース、株式会社Sott、株式会社1684、株式会社酒と学校、株式会社Shiitakey、株式会社Next IWATE、磐井AI株式会社、株式会社Imanect、Creo creators、株式会社いおう化学研究所、株式会社AtoZテクノロジー、滝沢ロボティクス合同会社、株式会社クロス・クローバー・ジャパン、株式会社航和、株式会社COCOHARETE、株式会社プラスプラス、岩手大学、岩手県立大学、岩手医科大学、一関工業高等専門学校、地方独立行政法人岩手県工業技術センター、公益財団法人岩手生物工学研究センター
本イベントは、仙台・東北スタートアップ・エコシステム・コンソーシアムおよび一般社団法人EO North Japanが後援します。また、公式冊子への広告掲載やイベント招待枠などを提供する協賛パートナーの募集も行われています。
開催概要
- イベント名:岩手国際イノベーションコンベンション(IIC)
- 日時:2026年10月29日(木)PM~30日(金)
- 会場:盛岡グランドホテル(岩手県盛岡市愛宕下1-10)
- 主催:岩手県(岩手国際イノベーションコンベンション実行委員会)
- 共催:Insignia Ventures Partners
- 定員:約200名
- 参加費:10万円/人
- 参加対象:スタートアップ、投資家・ベンチャーキャピタル、事業会社、金融機関、大学・研究機関
- 詳細URL:https://iwateiic.jp/
- 協賛等のお問い合わせ先:岩手国際イノベーションコンベンション(IIC)事務局・岩手県商工労働観光部経営支援課(住所:〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1、電話:019-629-5544、メール:AE0002@pref.iwate.jp)
本記事は岩手県および岩手国際イノベーションコンベンション実行委員会の発表をもとに作成しています。
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