新宿高島屋で藤城清治氏の版画展「100歳記念 藤城清治 版画展~生きるよろこび~」開催

新宿高島屋は、2024年9月4日から17日まで、10階インテリアアートギャラリーにて、藤城清治氏の版画展「100歳記念 藤城清治 版画展~生きるよろこび~」を開催する。

藤城清治氏は、1924年4月に東京で生まれ、2024年4月に100歳を迎えた影絵作家だ。花森安治氏に才能を認められ、雑誌『暮しの手帖』に影絵を長年にわたり連載。2013年には、藤城清治美術館那須高原を開館した。紫綬褒章を受章したほか、日本ユネスコ協会連盟賞、厚生省児童福祉文化奨励賞、文化庁芸術祭優秀賞、宮沢賢治賞など多数受賞している。

今回の展示会では、藤城氏の「生きるよろこび」をテーマにした版画作品約70点を展示販売する。詩情豊かで透明感を持ち、愛や夢があふれる物語を感じさせる影絵作品は、国内外に多くのファンを持つ。

展示作品には、「湿原のミズバショウとこびと」、「コスモスとこびと」、「夕焼けの赤とんぼ」などが含まれる。藤城氏の影絵作品の世界観を堪能できる貴重な機会となるだろう。

会期は2024年9月4日から17日まで。会場は新宿高島屋10階インテリアアートギャラリー。影絵作家・藤城清治氏の100歳を記念した版画展は、多くの人々に感動と喜びを与えてくれるに違いない。