小田原市、県内初の移住オンラインコミュニティ開設
神奈川県小田原市は2024年8月20日、県内初となる移住希望者向けの登録制オンラインコミュニティ「オダワラボコミュニティ」を開設した。
このコミュニティは、移住を検討している人や小田原市に移住して間もない人を対象としており、市の移住定住事業に協力している先輩移住者である「移住サポーター」や市の移住担当職員が在籍している。参加者は、移住前の不安や移住後の困りごとなど、さまざまな相談や情報交換ができ、移住までの道のりを応援してくれる人に出会えるという。
登録までの流れは、まず専用サイトの申込フォームから申し込みを行う。その後、申込フォームに記載したメールアドレス宛に届く登録用URLから本登録を行うことで完了する。
神奈川県西部に位置する人口約19万人の小田原市。箱根や湯河原などの観光地に近く、温暖な気候や豊かな自然環境に恵まれている。また、都心へのアクセスも良好で、東京駅まで新幹線で約35分、小田原駅から箱根湯本駅までは箱根登山鉄道で約15分という立地だ。
近年、地方移住への関心が高まる中、小田原市でも移住希望者向けの取り組みが活発化している。「オダワラボコミュニティ」は、そうした取り組みの一環として開設されたもの。市は、このコミュニティを通じて、移住希望者と先輩移住者や市職員とのつながりを深め、移住・定住の促進につなげていきたい考えだ。