神宮前駅西街区の新商業施設「あつたnagAya(ながや)」、第1期開業情報が公開

名古屋鉄道株式会社は、2024年9月1日に神宮前駅西街区の新たな観光商業施設「あつたnagAya(ながや)」の第1期開業を予定している。この施設は、熱田神宮の玄関口である神宮前駅にふさわしい賑わいの創出を目指し、「おとなの行きたいまち」をコンセプトに開発が進められてきた。

「あつたnagAya」は、地域で継がれる魅力を嗜み、再発見できる場所として、観光客などの来街者に楽しんでもらえることを意識した商業施設だ。3棟の木造平屋建ての建物に、この地域で長く愛されているお店や、食べ歩きも楽しめる地元食材を使ったお店、地元の文化を感じられるお店等、”あつた”を盛り上げたいという思いを持った16区画の店舗と、ワゴンやキッチンカー等が誘致され、賑わいを創出する。

第1期開業店舗には、地元熱田で70年続く米屋が手掛けるこだわりのおにぎり店「米屋のこだわりおにぎり 和  ~NAGOMI~」や、創立55周年を迎えるオリンピアの新業態「あつた おりんぴ庵」、1949年創業の老舗和洋菓子店「亀屋芳広」が”あんこを楽しむ”をコンセプトに展開する「あずき茶屋 亀屋芳広」などが出店する。

また、伊勢で人気の”ジェラ餅”専門店「いもんね」の2号店「いもんね神宮前店」と、同店が手掛けるクッキーとコーヒーの専門店「いもんねcookie&coffee」も登場する。

9月1日以降に順次開業予定の店舗としては、名古屋大須の老舗味噌煮込みうどん店「大久手山本屋 神宮前店」や、愛知のものづくりブランド「結糸(ユイト)」などが控えている。

開業イベントとして、9月1日10時からは、熱田区で発足した「まきわら舟獅子舞保存会」による獅子舞と、熱田に所在する「名古屋学院大学」の学生有志による「学生信長隊」が開業を盛り上げる予定だ。オープン時にはノベルティとして竹うちわも配布される。

「あつたnagAya」は、地元の魅力を存分に楽しめる新たな観光スポットとして、多くの来街者を迎え入れることになりそうだ。