Pipedriveの新機能Pipedrive Novaが一般提供を開始
株式会社Merは、同社が国内唯一のマスターパートナーを務めるAI CRMプラットフォーム「Pipedrive」において、AIカンバセーションインテリジェンス機能「Pipedrive Nova」の一般提供が開始されたことを発表した。Pipedrive Novaは、商談前のブリーフィング作成や商談中の会話記録・文字起こし、商談後のCRM更新の下書きまでをPipedriveの基盤内で引き受ける。すべてのPipedriveプランに追加費用なしで含まれる。
商談前・中・後の作業を3段階で支援
Pipedrive Novaは、商談の前後に発生する作業を3つの段階で処理する機能を備えている。

- 商談前:Pipedriveに記録済みの取引履歴、メール、過去のやり取りなどの情報を1つにまとめる。
- 商談中:デスクトップアプリでの録音、またはGoogle Meet、Zoom、Microsoft Teamsに参加者として表示されるノートテイカーを通じて会話を記録する。
- 商談後:文字起こしと要約を生成し、次のアクションを抽出したうえで、取引ステージ、金額、完了予定日などのCRM更新案を提示する。
担当者による確認と承認を前提とした設計
Pipedrive Novaが提示したCRM更新案は、担当者が確認・編集・承認した後に反映される仕組みとなっており、取引レコードが自動で書き換わることはない。
音声と動画の記録は保存されず、Pipedrive Nova内で保持・閲覧できるのはテキストの文字起こしのみとなる。管理者はユーザーごとの利用権限を設定でき、参加者への同意取得と通知の設定は利用者側で決定できる。
Pipedriveの最高製品技術責任者(CPTO)であるJoe Futty氏は、営業担当者に必要なのは自動化の増加ではなく自分の仕事に自信を持てることだとし、売ること以外の作業を取り除くためにNovaを開発したと説明している。
営業現場の業務負荷と先行導入での効果
Pipedriveが営業・マーケティング職1,000名を対象に実施した調査レポート「2026 CRM Trends Report」によると、42%が勤務時間の少なくとも4割を売上に直結しない作業に充てており、商談のクロージングを週の中で最も頻度の高い活動に挙げた人は11%にとどまっている。また、同社のレポート「The hidden cost of selling」では、71%が顧客との通話1件ごとにメールやCRM履歴の確認へ10分以上を使い、47%がフォローアップやCRM更新の完了に24時間以上かかることが多いと回答した。同調査において、AIの支援として最も多くの人(43%)が求めていたのは、送信や保存の前に自分で確認できる下書きの作成であった。
先行してPipedrive Novaを試用したオーストラリアの不動産テクノロジー企業Snugでは、6名の営業チームにおいて商談1件あたり30分から1時間の削減があったとしている。
提供概要と国内パートナーによる支援
Pipedrive Novaの提供概要は以下の通りである。
- 提供開始:2026年9月16日から全世界で提供
- 費用:すべてのPipedriveプランに追加費用なしで含まれる
- 主な機能:商談前ブリーフィング、要約・文字起こしつきの通話記録、ミーティングの記録、CRMデータの同期
- 記録方法:デスクトップアプリでの録音、またはGoogle Meet・Zoom・Microsoft Teamsで参加者から見えるノートテイカー
- 人による確認:提示されたCRM更新は、すべて確認・承認を経てから反映
- セキュリティと運用管理:管理者によるユーザー権限設定、参加者への同意・通知設定
日本語に対応しており、国内唯一のマスターパートナーである株式会社Merが利用権限や通知設定の決定、承認フローなどの運用ルール設計を支援する。
株式会社Merの会社概要は以下の通りである。
- 社名:株式会社Mer
- 代表取締役:澤口 友彰
- 所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
- 設立:2020年2月14日
- コーポレートサイト:https://www.merinc.co.jp/
本記事は株式会社Merの発表をもとに作成されています。
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