ROBOT PAYMENTとneoAIが予測モデル構築で提携
株式会社ROBOT PAYMENTと株式会社neoAIは、業務提携を行い、決済データを活用した予測モデルの構築検証を開始した。ROBOT PAYMENTは2000年の創業以来、与信審査から請求書発行、債権回収といった請求管理クラウドやファクタリングサービスを提供しており、多くの決済データを保有している。それらのデータを活用した予測モデルの構築により、従来提供しているサービスの精度向上や、生成AIを活用した経理業務負荷軽減、パーソナライズドマーケティングなどの新たな価値提供が可能になると考えている。
一方、neoAIは生成AIに特化したソリューションを提供する東京大学松尾研究室発のスタートアップである。生成AIの登場により、これまで分析・機械学習に用いることが難しかった非構造データの構造化が可能になってきている。neoAIの生成AIのノウハウ・機械学習モデルの学習ノウハウを活用しながら、新たな与信モデルなどの作成を目指す。
ROBOT PAYMENTの取締役である川本圭祐氏は、「neoAI様と連携し、予測モデルの構築検証を行えること、大変嬉しく感じております。neoAI様の知見をお借りして検証を行うとともに、最終的には生成AIを活用した業務効率化や人的ミスの発見など、顧客企業へより多くのバリューをお届けすることを目指していければと存じます」とコメントしている。
また、neoAIの代表取締役CEOである千葉駿介氏は、「本取り組みでは、我々の生成AIのノウハウ・機械学習モデルの学習ノウハウを活用しながら、新たな与信モデルなどの作成を目指して参ります」と述べている。
両社の強みを活かした取り組みにより、決済データを活用した予測モデルの構築が進み、顧客企業への新たな価値提供が期待される。