小学生の声から発足した地域プロジェクト チームはなだまの活動を支援
特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークスは、NPO法人こおりやま子ども若者ネットワークと連携し、一人の小学生の声をきっかけに生まれた地域プロジェクト「チームはなだま」の発足と活動を応援しています。本プロジェクトは、障害福祉サービスを提供するSOCIALSQUARE郡山店のクルーである渡邉奈南が発信した原体験の記事を読んだ小学生との出会いから始まりました。現在は子どもや発達障害当事者、教育・医療・福祉関係者など多様なメンバーが参画し、子どもたちの声を地域の具体的な行動へつなげる活動を進めています。
チームはなだまが結成されたきっかけは、ソーシャルスクエア郡山店のクルー・渡邉奈南が法人ホームページの社員紹介コンテンツ「クルーズボイス」で自身の原体験を発信したことでした。渡邉は中学生時代、自閉症のある同級生がいじめを受ける姿を見ながら何もできなかった経験を綴っていました。
この記事を読んだ当時小学6年生のAさんは、自身の学校で起きていた自閉症のある児童へのいじめと重ね合わせ、ソーシャルスクエアを訪れました。Aさんは担任へ相談しても状況が大きく変わらないなか、自ら障害について学び、クラスメイトに声をかけるなどの行動を起こしていました。相談を受けた渡邉は、学校や地域を問わず起こり得る社会課題として地域全体で向き合うべきだと捉え、さまざまな立場で子ども・若者支援に取り組むNPO法人こおりやま子ども若者ネットワークへ相談し、本プロジェクトが立ち上がりました。

多様な立場のメンバーによる「チームはなだま」の活動
チームはなだまは、障害の有無にかかわらず、一人ひとりの思いや願いを受け止められる地域を目指して活動しています。


現在のメンバーには、NPO法人こおりやま子ども若者ネットワークをはじめ、発達障害当事者、きっかけとなったAさんとその友人、小学校教諭、中学校特別支援学級教諭、地域のクリニック医師、SOCIALSQUAREのクルーなどが名を連ねています。専門職だけでなく、子ども自身や当事者も参画している点が特徴です。

現在は月1回のミーティングを重ねて今後の活動を検討しており、子ども同士が「しょうがい」について語り合う座談会などの企画も構想されています。

関係者が寄せる思い
NPO法人こおりやま子ども若者ネットワークの櫻井龍太郎さんは、「個々の背景にかかわらず、誰もが社会に影響を与え、生きやすい社会づくりの一員となれるよう活動を続けていきたいと思います」とコメントしています。
また、プロジェクトのきっかけとなったAさんは、かつてクラスメイトが安心して過ごせていない姿を見て環境を変えたいと行動を始めた経緯を明かし、多様な視点を活かして誰もが希望を持ち気が緩められる場をつくっていきたいと述べています。
渡邉奈南は、学齢期のいじめや排除の経験が大人になっても影響を及ぼすケースを見てきた経験から、子どもの価値観が形成される時期に周囲の大人や地域全体へ働きかける重要性を語っています。

特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークスは、地域の中から生まれた声を一人だけのものとせず形にしていくため、活動場所の提供や情報発信、人や地域とのつながりづくりなど、法人の資源を活かしてチームはなだまの活動を後押ししていく方針です。
- 法人名:特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
- 設立:2017年1月
- 所在地:福島県いわき市内郷内町水之出17
- 代表理事CEO:北山剛
- 法人HP:https://sdws.jp/

本記事は特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークスの発表をもとに作成しました。
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