子どもヒヤリ体験ある保護者は60%、よく使われているGPS端末は?

国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社が、子どもの居場所がわからなくて困った経験やその対策、位置情報がわかる端末を持たせている割合などについて、ユーザーアンケートを実施した。

調査の結果、子ども1人での行動が「ある」と回答した保護者は4割弱で、小学生になると増加する傾向にあることがわかった。また、6割以上の保護者が週1回以上は子どもが1人で行動することがあると回答している。

子どもの居場所を知りたいと思う理由としては、事故や事件、災害時などのトラブルを心配する声が多数寄せられた。実際に、子どもの居場所がわからなくて困った経験がある保護者は半数近くに上り、お出かけ時に子どもの姿を急に見失ったというヒヤリ体験も6割の保護者が経験していた。

こうした状況を受け、子どもに位置情報がわかる端末を持たせる保護者は増加傾向にある。特に小学校入学のタイミングで所持率が急増し、よく使われている端末は「子ども用GPS端末」だった。月額料金や端末料金の安さ、充電の持ちの良さ、ネットトラブルを避けられることなどがメリットとして挙げられている。

子どもの居場所がわかる端末を持たせることで、保護者は子どもがどこにいるかわかることへの「安心感」を得られるようだ。夏休みには子どもが1人で留守番をしたり出かけたりする機会が増えるため、子どもを見守るサポートをしてくれるアイテムを取り入れることで、子どもも家族も安心して過ごせるのではないだろうか。