矢尾本店、自生ミズキの花の酵母を使ったクラフトビールを令和8年9月20日に発売へ
産業技術総合センター(SAITEC)北部研究所が秩父地域の森林に自生する植物「ミズキ」の花から分離した酵母を用い、酒造業を営む株式会社矢尾本店が新たなクラフトビール「ちちぶミズキクラフトビール」を商品化しました。令和8年9月20日(日)より秩父市内の施設などで販売を開始します。爽やかな酸味とやわらかな口当たり、清涼感のある味わいが特長とされています。
秩父の自生植物から酵母を探索・分離
産業技術総合センター(SAITEC)北部研究所では、発酵食品に関する新技術・新製品開発支援に取り組んでいます。同研究所は、秩父の森林資源の活用促進を行っているNPO法人秩父百年の森(秩父市)の協力のもと、秩父地域に自生する花や実など28種類約100検体を採取し、ビール醸造に適性を示す酵母の探索研究を行いました。
その結果、ミズキ及びリンドウの2検体から各1株、ビール醸造に適した酵母の分離に成功しました。さらに研究を進めたところ、ミズキの花から分離した酵母は、美味しいビール開発に必要な爽やかな酸味に寄与するリンゴ酸を比較的多く生成することが判明しました。

新たな地元のクラフトビール開発を模索していた株式会社矢尾本店(秩父市)が試作を実施し、発酵条件の検討や改良を経て商品化に至りました。
製造・販売は株式会社矢尾本店が行い、価格は770円(税込・1本・330mL)です。令和8年9月20日(日)から以下の場所で販売されます。
- 西武秩父駅前温泉 祭の湯(秩父市野坂町1-16-15)
- 秩父錦 酒づくりの森(秩父市別所字久保ノ入1432)
- 矢尾百貨店(秩父市上町1-5-9)
- 秩父市地場産業センター(秩父市宮側町1-7)
- 道の駅ちちぶ(秩父市大宮4625)
知事表敬訪問の実施
販売開始に当たり、関係者が知事を訪問して「ちちぶミズキクラフトビール」の誕生までの経緯について報告が行われます。
- 日時:令和8年9月16日(水)17時00分~17時15分
- 場所:知事室
- 出席者:株式会社矢尾本店 代表取締役社長 矢尾 琢也 氏、製造・製品管理管理者 宮川 昌記 氏、NPO法人秩父百年の森 理事長 坂本 裕三 氏、副理事長 斎藤 隆 氏
- 内容:「ちちぶミズキクラフトビール」の商品化・販売開始の報告
本記事は産業技術総合センター(SAITEC)北部研究所の発表をもとに作成されています。
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