介護タクシー配車アプリ「のれるんです」、大阪でスタート

合同会社ReeveSupport(リーブサポート)は2024年8月1日より、大阪を中心に介護タクシー配車アプリ「のれるんです」のプレリリースを開始する。このアプリは、介護タクシーをより手軽で身近なものにすることを目的としている。

プレリリース時点では、堺市・大阪市を中心とした10社の介護タクシー事業者に限定してサービスを提供する。利用者はAppStore、GooglePlay、Webからアプリをダウンロードし、送迎日時や場所、必要機材(ストレッチャー、車椅子など)、支払い方法などの希望条件を入力するだけで簡単に予約ができる。介護タクシー事業者から受付連絡が届いたら、当日乗車するだけの手軽さだ。

「のれるんです」には、ストレッチャー対応車や軽自動車、医療対応、英語対応、お出かけ付き添いなど、利用者の希望に合わせた車両が登録されている。一般の方から介護支援専門員、高齢者向け施設、病院など、幅広い層での利用が可能だ。

アプリの特徴として、営業時間を気にせずに好きな時間に予約ができること、アプリ内決済によって送迎後のお会計のやり取りが不要になること、GPSで介護タクシーの現在地を確認できること、到着通知や送迎完了通知などのこまめな通知で安心して利用できることが挙げられる。

現時点では大阪限定のサービスだが、順次近畿地方でも利用対応していく予定だ。合同会社ReeveSupportは、「のれるんです」を通じて、介護タクシーをより身近で利用しやすいものにしていくことを目指している。