アサヒユウアス株式会社と株式会社ロッテは、スティックチョコレート菓子「トッポ」のプレッツェル部分をアップサイクルしたサステナブルクラフトビール『Toppo CRAFT BREW（トッポクラフトブリュー）』を共同開発した。酒税法上は発泡酒に分類される。

『Toppo CRAFT BREW』は、「トッポ」の製造過程で割れてしまったプレッツェルやカットした端の部分などを有効活用したビールだ。麦芽の一部をプレッツェルに代替することで、プレッツェルの甘く香ばしい風味が際立ったすっきりと飲みやすい味わいに仕上げている。

このビールは8月31日から9月1日までZOZOマリンスタジアム内のロッテ製品情報発信ブース「LOTTE OKASHI STADIUM」で数量限定販売される。また、9月4日から10日まで北千住マルイで開催されるイベント「BEER UP! KITA-SENJYU」でも数量限定で発売される予定だ。

「BEER UP! KITA-SENJYU」は国内のクラフトビール醸造所が参加するイベントで、規格外の抹茶を使ったビールなど個性豊かなクラフトビールが楽しめる。会場ではリサイクルポリプロピレン製のリユースカップ「plaloopタンブラー」を使用し、使い捨てプラスチックカップのごみを出さないイベント運営に取り組む。

アサヒユウアスは2022年1月に設立されたアサヒグループのサステナビリティ事業を展開する会社だ。リユースできる「森のタンブラー」やリキャップできるマイボトル「森のマイボトル」、廃棄される食材などを原料としたサステナブルクラフトビールの製造に取り組んでいる。今後も共創パートナーと連携し、サステナブルな商品やサービスの開発を通じて社会課題解決を目指すとしている。