巨人の新ファーム球場名が「ジャイアンツタウンスタジアム」に決定

読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドの3社が共同で建設中の「TOKYO GIANTS TOWN」の中核施設となる新球場の名称が「ジャイアンツタウンスタジアム」に決定した。略称は「Gタウン」。2025年3月の開業を予定しており、新たなファーム本拠地としてイースタン・リーグ公式戦や女子チーム、2024年に新設されるU-15ジュニアユースチームの活動の場となる。

ジャイアンツタウンスタジアムは、野球以外にもスポーツ教室やマルシェなどのイベント、地域のお祭りなど幅広い活用が想定されている。試合やイベントがない日には、球場を一周できるコンコースやサブグラウンドを一般開放し、地域の人たちが散歩などに利用できるようにする。これにより、年間を通してにぎわいをみせるエリアの創出を目指す。

また、野球以外での活用によって、ジャイアンツタウンスタジアムはTOKYO GIANTS TOWNのフラッグシップとして、地域に開放され、子どもから高齢者まで多様な人たちの集いの場となる。さらに、球場を拠点に様々な情報の発信・拡散につながるような「情報発信型スタジアム」を目指している。

ジャイアンツタウンスタジアムは、地上3階建て、鉄筋コンクリート造の一部鉄骨造で、約2,600席を有する。中堅は122m、両翼は100mで、人工芝とLEDナイター照明を備える。サブグラウンドは人工芝で4,800㎡の広さがある。

なお、水族館や飲食施設を合わせた「TOKYO GIANTS TOWN」のグランドオープンは2027年の予定だ。