コトブキヤ、デジタルアパレル事業を4方面に拡大

ホビーメーカーの株式会社壽屋は、2024年7月25日にデジタルアパレルをテーマとした4つの新たな取り組みを発表した。

1つ目は、人気VRアバター製品「サバンナストリート ワイルドキャットコーデ」のアパレル製品化だ。カラーバリエーション「スタンダード」と「キャンバス」の2種類を、男女兼用のゆったりしたシルエットのマウンテンパーカーとして製品化する。缶バッジやネームタグ、しっぽがアクセサリーとして付属する。受注開始は7月25日で、価格は27,500円(税込)。企画・製造・販売はフェイバリット株式会社が担当する。

2つ目は、三越伊勢丹が提供するメタバースサービス「REV WORLDS」での、ワイルドキャットコーデのデジタルアパレルアイテム販売だ。REV WORLDS内の仮想伊勢丹新宿店1階、ターミナル広場エリアで近日発売予定。価格は3,300円(税込)。

3つ目は、株式会社アダストリアが運営するメタバースマーケットプレイス「StyMore」への、コトブキヤのデジタルアパレル製品を取り扱う「VDrobe公式ショップ」の出店。2024年夏にオープン予定で、第1弾製品としてワイルドキャットコーデの衣装データを販売する。

4つ目は、黒猫洋品店とのコラボ企画。サバンナストリートワイルドキャットコーデをベースにしたセミオーダーを、黒猫洋品店に依頼できる窓口を2025年初頭に開設予定だ。

今回の発表は、VRアバターのファッションシーンに特化した製品の企画開発提供を目指す、コトブキヤのデジタルアパレルブランド「VDrobe」の取り組みの一環。今後もコトブキヤは、消費者層の異なる様々なメタバースサービスへの商品供給網を広げていく方針だ。