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パナソニック コネクトが厚板溶接向けフルデジタル溶接機を9月14日に発売へ

パナソニック コネクトグループ(グループCEO:ケン・セイン、以下、パナソニック コネクト)は、厚板溶接に最適なフルデジタルCO2/MAG溶接機「YD-500NR1」を2026年9月14日より発売します。高出力と新開発の溶接法を組み合わせることで、溶接品質の安定化や人手不足、環境負荷低減といった製造業の課題への対応を図ります。アークの追従性向上に加え、初心者から熟練者まで扱いやすい操作性やサポート機能を備えています。

製造現場が直面する3つの課題と開発の経緯

自動車や造船、鉄骨、建機、車両などのモノづくり現場における溶接では、技術の進歩に合わせて工法が変化しています。特に大電流を要する鉄骨や造船などの厚板溶接では高い品質基準が求められますが、製造現場は主に3つの課題を抱えています。

1つ目は、厚板溶接での品質安定性の確保と生産効率の両立です。多層溶接では過剰な入熱によるビード垂れや熱影響部の脆化が再加工や検査コストを増やし、従来の溶接機では高電流域でのアーク不安定性やスパッタ多発、溶け込み不足による後処理作業の増加と生産性低下が負担となっていました。

2つ目は、溶接技術者の不足と技能継承の困難さです。技能が長年の経験と勘に頼る部分が多く、熟練技能者の高齢化と若年層不足が進む中、新人溶接工の習得には長い年月を要し、品質のばらつきや生産効率低下につながっています。

3つ目は、環境負荷の低減と持続可能性への対応です。カーボンニュートラル社会の実現に向けたCO2排出量削減や省エネルギー化に加え、設備の長期的な運用効率化やメンテナンス性向上が求められています。

1957年の溶接事業展開以来68年間にわたってフルデジタル溶接機を発売してきた同社は、高精度波形制御技術をさらに進化させ、使いやすさと持続可能性に配慮した新世代型溶接機として本製品を開発しました。

高品質溶接と操作性および環境への配慮

本製品は「高品質溶接」「簡単操作」「サステナブル」を主な特長としています。アークの追従性向上による溶接性能と、新開発のローヒート溶接法により、高品質かつ効率的な溶接を実現します。また、直感的な操作性と充実したサポート機能により、幅広いユーザーが簡単に扱えるよう設計されています。

製品の基本仕様

  • 品名:インバータ式CO2/MAG溶接用直流電源
  • 品番:YD-500NR1
  • 溶接法:CO2/MAG/ステンレスMIG
  • 希望小売価格:オープン価格
  • 発売日:2026年9月14日

本記事はパナソニック コネクト株式会社の発表をもとに作成しています。

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