遠藤らリバプールFC選手が漫画制作に挑戦

リバプールFCと講談社のコラボレーションによる新たな取り組みが発表された。イングランド・プレミアリーグに所属するリバプールFCの選手たちが、4コマ漫画制作に挑戦したのだ。

日本代表の遠藤航選手、オランダ代表のライアン・フラーフェンベルフ選手、イングランド出身の10代選手ジェイムズ・マコーネル選手の3人が参加。『ブルーロック』『DAYS』『進撃の巨人』のパネルが置かれたスタジオで、漫画家の桜井ミヤト氏が描いた似顔絵を見ながら、”試合前の儀式”をテーマに4コマ漫画を描き上げた。

選手たちが制作した4コマ漫画は、リバプールFCの大ファンでもある『蒼く染めろ』の作者、桜井ミヤト氏にバトンタッチ。桜井氏は担当編集者とともに、選手たちのコンセプトを融合させた新たな4コマ漫画を完成させた。その制作過程を捉えた動画では、下書きからペン入れまでのプロの漫画家の作業を間近で見ることができる。

講談社は1909年の創業以来、「おもしろくて、ためになる」を社是に、世界中の人々に向けて”Inspire Impossible Stories”をパーパスに掲げ、さまざまなコンテンツを発信している。一方、リバプールFCは1892年に設立された世界屈指の名門クラブで、19回のリーグタイトルをはじめ数々のタイトルを獲得してきた。

両者は2021年に「オフィシャル・グローバル・パートナーシップ」を締結。以降、リバプールFCの慈善団体であるLFC財団と協力し、困難な環境にある若者への就職支援や、子どもたちの読み書き習得のサポート、創造性を引き出す活動などを行ってきた。今回の取り組みは、そうした活動の一環として実現した。

講談社とリバプールFCによる、サッカーと漫画のコラボレーションの今後の展開から目が離せない。