小学館、エンタメと純文学の垣根を越える新文芸誌「GOAT」創刊へ
小学館は、2024年11月27日に新しい文芸誌『GOAT(ゴート)』を創刊する。『GOAT』は、エンターテインメントと純文学の垣根を越えて、斬新なテーマと切り口の小説をジャンルレスに掲載する意欲作だ。
誌名の由来は、紙を愛する《ヤギ》と、《Greatest Of All Time(史上最高の)》の頭文字を組み合わせたもの。編集部は「かつてない紙の文芸誌を」という思いを込めている。
執筆陣には、西加奈子、小川哲、尾崎世界観、市川沙央、チョン・セランら国内外の注目作家が名を連ねる。創刊号の大特集テーマは「愛」。小説に加え、アーティストの対談、エッセイ、特製プレゼント企画など充実の内容でお届けする。
『GOAT』編集長の三橋薫は、「小説は自由です。難しそうだなと敬遠してきた人も、食事や音楽、旅と同じように身近なものとしてカジュアルに楽しんでいただけたら。小説の新たな可能性を感じていただけると嬉しいです」とコメントしている。
定価は510円(税込)。7月22日には特設サイトがオープンし、メインキャラクター・ゴートくんのショート動画も公開された。小説の新たな魅力を発信する『GOAT』から目が離せない。