夏の電気代節約方法ランキング、男女501人アンケート調査結果

株式会社AlbaLinkが全国の男女501人を対象に実施した「夏の電気代節約方法に関する意識調査」の結果が公開された。この調査は2024年7月5日から10日にかけてインターネット上で行われ、有効回答数は501人(女性329人、男性172人)だった。

調査結果によると、夏に電気代の節約を意識する人は全体の94.6%に上った。節約方法のランキングでは、1位が「扇風機・サーキュレーターの活用」、2位が「エアコンの温度設定を工夫」、3位が「使わない家電・照明はオフ」という結果になった。

回答者からは、「エアコンだけではなく扇風機も使うようにしている」「必要以上にエアコンの設定温度を下げない。涼しくなったら設定温度を上げる」といった声が寄せられた。エアコンの設定温度を1度上げると、消費電力を13%程度節約できるとされている。

また、「使っていない部屋の電気はこまめに消す」「必要ない家電は電源オフ」など、使っていない電化製品の電源を切ることで節電を心がける人も多かった。

現在行っている電気代節約の効果に満足している人は57.7%だった。一方、今後取り入れたい節約方法としては、「家電を買い替える」が1位となった。「節電効果のある家電を購入する」「エアコンが古いので、最新の省エネ機能がついたものに買い替えたい」といった意見が目立った。

夏の電気代を抑えるためには、エアコンの使用を減らしたり、冷房効率を高めたりする工夫が有効だ。具体的には、エアコンを使う前の換気、サーキュレーターやひんやりグッズとの併用、すだれの活用、室外機カバーの設置などが挙げられる。

古い家電を省エネ性能の高い製品に買い替えることも、電気代節約に繋がる。買い替えのタイミングが来ている場合は、省エネ性能を重視して選ぶことが大切だ。