SOLIZE、ソフトウェア事業分社化へ

SOLIZE株式会社は、ソフトウェアエンジニアリング事業の分社化を決定し、2025年初頭より新会社「株式会社STELAQ」として事業を開始すると発表した。

SOLIZEは30年にわたり、3D技術の活用からデジタルエンジニアリングサービスで製造業を中心に価値を提供してきた。2022年1月にソフトウェアエンジニアリング部を新規事業として立ち上げ、ソフトウェア開発、第三者検証、国際規格適合コンサルティングの3つのサービスを展開している。

ソフトウェアエンジニアリング部は、大規模システムの設計構築、PMO支援、テスト設計業務、コンサルティング支援などを行っており、直近ではソフトウェア教育サービスも開始した。立ち上げ時は20名程度だったが、2024年7月時点で200名程度の組織となっている。

持続的な成長と市場ニーズに応えるため、M&Aを通じた事業領域の拡大も検討中だ。ソフトウェアエンジニアリング部を成長・発展させていくには、ブランディング含む認知度向上、エンジニア・コンサルタントの採用強化、魅力的な環境整備・制度設計が重要だと判断し、新会社として再出発する運びとなった。

STELAQは、女性エンジニアの採用や実力に応じた女性リーダーの育成、IT人材不足解消のための教育訓練や経験者のリスキリング、居住地にとらわれない柔軟な働き方による地域活性など、社会課題の解決にも取り組んでいく方針だ。ソフトウェア品質の向上を使命に開発現場を支え、顧客に安心かつ最高の体験を提供するべく、事業の成長を目指す。