ローソン銀行ATMでデジタル地域通貨チャージ可能に、第1弾は「まにこいん」
株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を採用した地域通貨へのローソン銀行ATMからの現金チャージサービスを開始した。第1弾として、2024年7月16日より岡山県真庭市の「まにこいん」がこのサービスに対応する。
これにより、全国のローソン店舗などに設置されている13,500台以上のローソン銀行ATMで、24時間365日、「まにこいん」への現金チャージが可能となる。ただし、システムメンテナンス時は一定期間停止する場合がある。
「まにこいん」は、真庭市、トマト銀行、中国銀行、真庭商工会の4者が主体となって推進する、真庭市内の加盟店で使用できるデジタル地域通貨だ。2023年11月にはトマト銀行と中国銀行からの即時口座振替に対応し、利便性が向上していた。
今回のローソン銀行ATMでの現金チャージ対応により、口座を持っていない人も「まにこいん」を便利に使えるようになる。フィノバレーは、他地域のデジタル地域通貨についても、ユーザー体験の向上を目指し、全国のデジタル地域通貨の発展に貢献していく方針だ。
「MoneyEasy」は、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステム。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にする。二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できるのが特長だ。