クーラー利用の実態を調査、設定温度や困りごとは?

主婦向け情報メディア「SHUFUFU」が、「クーラー(冷房)」に関するアンケート調査を実施した。調査は2024年7月にインターネットを通じて行われ、自宅でクーラーを利用している男女200人(男性68人、女性132人)から回答を得た。

調査結果によると、クーラーを利用する月は「7月(94%)」が最も多く、次いで「8月(93%)」「9月(80%)」という結果になった。日中のクーラーの主な設定温度は「26度(30%)」が1位、就寝時は「27度(26%)」が最多だった。

クーラーを使用していて不満や困ることでは、「電気代が高い(73.5%)」が1位となり、7割以上の人が困っていることが明らかになった。自由回答では、「ここ数年で電気代が跳ね上がったので、暑くてもなるべく使わないように我慢し、本当に耐えられない時に、除湿モードで使っている」(40代女性)、「電気代が高いことが悩み。でもつけないと熱中症の可能性も高まるので、バンバン使っている。ただ毎月電気代みるのがこわい」(20代女性)などの意見が寄せられた。

2位は「掃除がしにくい(49%)」で、「エアコンの内部に汚れがあっても構造上掃除道具が届かない、届きにくい箇所があり、掃除にとても時間がかかる割には十分な掃除ができないでいる」(50代女性)といった声があがった。

そのほか、「冷えすぎる」「カビ臭い」「冷えない」「水が垂れる」「変な音がする」などの不満も挙げられていた。

電気代の高騰が続く中、熱中症対策としてクーラーは欠かせないが、その一方で電気代への不安や掃除のしにくさなど、利用者の悩みは尽きないようだ。