ローランド ディー.ジー.が大判UVプリンターMG2シリーズ2機種を発表
ローランド ディー.ジー.株式会社は、大判インクジェットプリンターのフラグシップブランド「TrueVis」シリーズの新製品として、UVプリンター「MG2-640」と「MG2-300」の2機種を発表しました。
両モデルは、TrueVis UVプリンターの基本性能である高画質出力や多彩なメディア対応力、速乾性を引き継ぎながら、高付加価値な成果物を効率的に製作するための機能を新たに搭載しています。
最大5層のワンパス印刷と新プリントヘッドによる高速出力
MG2シリーズには、新開発の5層ワンパス印刷機能が搭載されています。カラー印刷に白インクやグロスインクを重ねる多層印刷において、2層から最大5層までのレイヤーを一度の印刷で同時に形成することが可能です。これにより、両面ウィンドウサインや特殊印刷を施したPOP、立体感のあるディスプレイグラフィックなどを効率よく製作できます。
また、新開発のプリントヘッドを搭載し、高密度かつ高精度なインク吐出コントロールによって微細な文字やグラフィックを再現します。印刷速度は従来機と比べ約2倍となり、Dual CMYKではプロダクションモードで14.5m2/時を、CMYKOrRe/CMYKWhGlの6色印刷においても7.3m2/時の生産性を実現しています。使用するEUV5インクは広い色域を持ち、レッドやオレンジの多色印刷にも対応します。
多彩なメディア対応とカッティング連携
対応メディアは、サイングラフィックで一般的な塩ビメディアをはじめ、ウィンドウや電飾フィルム、バナー、キャンバスなど多岐にわたります。Print & Cut機能により、ステッカーやラベル、変形POPの製作にも対応します。
オプションのET-64L/30Lと組み合わせることで、1mm厚までの紙器パッケージ用コートボール紙や高級紙、アルミ蒸着紙への印刷が可能となり、パッケージ試作などにも活用できます。さらに、Graphtec社およびSumma社のカッティングマシンにも対応しており、プリント後のカッティング作業を集中的に行う環境の構築が可能です。
大容量インク採用と安定稼働機能によるコスト・負荷低減

EUV5インクには新しい1,000ml大容量パウチが採用され、従来の500mlタイプと比べ4割以上のランニングコスト低減を実現しました。
運用面では、メディア自動セットアップ機能や色合わせ機能、白やグロスの特色版をワンボタンで自動生成する機能を搭載し、出力業務全体の効率化を図っています。加えて、新開発の自動クロスワイパーによりノズル抜けや不安定吐出を軽減し、ダウンタイムの削減に寄与します。
同社グローバルセールス&マーケティング本部 本部長の二村 龍吾は、MG2シリーズが創り出す高付加価値な成果物は価格競争に巻き込まれにくく、より収益性の高い安定したビジネスを可能にすると述べています。
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本記事はローランド ディー.ジー.株式会社の発表をもとに作成しています。
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