マッチングアプリ 30代以上の半数が「年齢の壁」
マッチングアプリ利用者の30歳以上の半数が「年齢の壁」を感じていることが、株式会社ネクストレベルが運営する『マッチングアプリ大学』の調査で明らかになった。同社は、マッチングアプリの利用経験がある成人男女225人を対象に、マッチングアプリ利用時に感じる「年齢の壁」についてアンケート調査を実施した。
調査の結果、マッチングアプリは「若いほど有利」と考える人は全体の6割以上に上ることがわかった。18歳から29歳、30歳から39歳、40歳以上の3つの世代すべてで、6割以上が「若い人ほど有利」と回答している。
また、アプリ利用時に「年齢の壁」を感じた経験がある人の割合は、10代から20代では20.4%だったのに対し、30代以上では50%を超えた。29歳以下の約8割が年齢の壁を感じたことは「ない」と回答したのに対し、30代以降になると逆転し、5割以上が年齢の壁が「ある」と回答している。
「年齢の壁」を感じる瞬間の1位は「いいねがつきにくいこと」だった。
今回の調査では、上記のほかマッチングアプリが若いほど有利と考える割合の男女比較や、「年齢の壁」を感じた瞬間のエピソードなども聞いている。詳しい調査結果は「マッチングアプリ大学」の記事内で確認できる。
マッチングアプリにおいて、30歳を境に「年齢の壁」を感じる人が増加することが明らかになった。若い世代に比べ、30代以上の利用者は、マッチングアプリ上でのコミュニケーションに困難を感じているようだ。今後、幅広い年齢層のユーザーが快適にマッチングアプリを利用できるよう、各社の取り組みに期待したい。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:マッチングアプリの利用経験がある18歳以上の未婚男女
アンケート母数:男性102人・女性123人
実施日:2024年5月9日~2024年5月22日
調査実施主体:マッチングアプリ大学
調査会社:株式会社ネクストレベル
マッチングアプリ大学:https://jsbs2012.jp/