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心臓弁膜症ネットワーク、9月14日から啓発ウィーク実施へ 聴診の大切さ呼びかけ

一般社団法人心臓弁膜症ネットワークは、2026年9月14日(月)〜9月20日(日)の「心臓弁膜症啓発ウィーク」に合わせ、特設サイトや啓発動画の公開、SNSを活用した啓発キャンペーンを実施します。国内の65歳以上の約10人に1人と推測される心臓弁膜症の症状は見落とされがちなことから、医師による聴診の大切さを伝え、早期発見と適切な治療への一歩を促します。

高齢化に伴い増加する心臓弁膜症の現状

近年、加齢に伴う弁の変性や石灰化による心臓弁膜症は高齢化の進行とともに増えています。心臓弁膜症の有病率は年齢とともに上がる傾向にあり、65~74歳で8.5%、75歳以上で13.2%と報告され、65歳以上の約10人に1人が罹る病気とされています。日本の総人口においては、65~74歳で約148万人、75歳以上で約243万人の患者がいると推測されています。高齢者のほか、先天性の心臓弁膜症や若年層で発症することもあります。

また、日本の2020年(令和2年)の死因は1位:悪性新生物、2位:心疾患、3位:老衰となっており、2位の心疾患のうち41%が心不全、33%が虚血性心疾患です。心不全の原因疾患は1)虚血性心疾患、2)高血圧、3)心臓弁膜症の順に多くなっています。

早期発見の重要性と見落とされやすい症状の課題

息切れや疲労感、倦怠感、めまいといった代表的な症状は、加齢に伴う現象として軽視されがちです。心臓弁膜症の中で最も一般的なタイプである症状を伴う大動脈弁狭窄症では、重度の患者を未治療のままにした場合、2年以内に50%が亡くなるという調査結果があります。

さらに、重度の大動脈弁狭窄症の女性のほぼ半数が無症状であるために発見が遅れ、治療へ繋がる率が低いなど、性差による早期発見・診断の遅れも課題となっています。心臓弁膜症の最初のサインである心雑音(ざわめき音)は医師の聴診器を使った診察で確認できるため、同会は聴診による早期発見と早期診断の重要性を呼びかけています。

世界と連動した啓発キャンペーンの取り組み

今回の啓発活動は、世界中の心臓疾患関連の患者団体連合組織「Global Heart Hub」が主導する世界規模のキャンペーンと連動して行われます。共通テーマ「あなたの心臓の声を聴こう。ざわめき音に耳を傾けましょう。」のもと、血液の乱れた流れによって生じるわずかなざわめき音(心雑音)に意識を向ける重要性を発信します。

主な企画として、公式YouTubeチャンネルにて啓発アニメーション動画「hero」を2026年9月14日(月)16:00に公開し、同時にウェブサイト特設ページを公開します。期間中はSNS(X、Facebook、Instagram)でメッセージを毎日発信し、ハッシュタグ「#あなたの心臓の声を聴こう」「#ListenToYourHeart」を通じた参加を呼びかけるほか、協力団体・企業での啓発ポスター掲示も行われます。

  • 実施期間: 2026年9月14日(月)〜9月20日(日)
  • 主催: 一般社団法人心臓弁膜症ネットワーク(日本)
  • 特設ページURL: https://heartvalvevoice.jp/news/2026/09/1734/ (2026年9月14日(月)16:00公開予定)
  • 公式YouTube啓発アニメーション動画「hero」URL: https://youtu.be/1sVQ2opG3aQ (限定公開中/2026年9月14日(月)16:00より一般公開予定)

団体概要

  • 団体名: 一般社団法人心臓弁膜症ネットワーク
  • 設立年月日: 2019年1月4日
  • 代表理事: 福原斉
  • 所在地: 〒157-0062 東京都世田谷区南烏山6-33-1 サンライズプラザ501
  • 活動目的: 心臓弁膜症をもつ人のいまとこれからを、より良いものにする
  • 公式ウェブサイト: https://heartvalvevoice.jp/

本記事は一般社団法人心臓弁膜症ネットワークの発表をもとに作成しました。

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