スペーシアXに新ビール登場
東武鉄道株式会社は、スペーシア X1号車のカフェカウンター「GOEN CAFÉ SPACIA X」において、7月13日(土)から新たなクラフトビールを提供すると発表した。
栃木県下野市の「うしとらブルワリー」とのコラボレーションによる「SiPA」(シーパ)は、スペーシア Xの頭文字「SPA」に「i」を加え、宇宙旅行を連想させる命名となっている。原材料には栃木県産の二条大麦「ニューサチホゴールデン」を一部使用し、3種類のホップ「Citra」「Idaho 7」「Amarillo」を組み合わせることで、柑橘やアプリコットを思わせる爽快な味わいに仕上げた。苦味の単位であるIBUを「10」に設定するなど、ビールの各要素にスペーシア Xとの関連性を持たせている。
また、道の駅うつのみや ろまんちっく村のクラフトビール工房「ろまんちっく村ブルワリー」からは、「CASCARA SOUR」(カスカラサワー)が登場する。これは、林業が盛んな栃木県東部の那珂川町で、材木を作る際に出る廃材を利用したバイオマス発電の排熱を利用してコーヒー栽培を行う中で、コーヒーの果肉を再利用したエシカルビールだ。果肉(カスカラ)とハイビスカスを副材料に使用したサワーエールで、アルコール度数は5.5%となっている。
東武鉄道は、地域の魅力を詰め込んだオリジナリティあふれるビールを通じて、乗客に特別な旅の体験を提供していく。