ニッカ、4年ぶりの新ウイスキーブランド発売へ

アサヒビール株式会社は、ニッカウヰスキー株式会社が製造する新ブランド『ニッカ フロンティア』を10月1日から発売する。2020年に発売した『ニッカ セッション』以来、ウイスキーの通年商品では4年ぶりの新商品となる。

『ニッカ フロンティア』は、ニッカウヰスキー創業90周年を機に、日本のウイスキー史を切り拓いた創業者の竹鶴政孝氏のフロンティアスピリットを後世に継承していくという思いを込めて開発された。

創業の地である余市蒸溜所のヘビーピートモルト原酒をキーモルトに採用し、ブレンデッドウイスキーでありながらモルトウイスキーのブレンド比率を51%以上にすることで、モルトの豊かな香りと心地良いスモーキーな味わいが楽しめる。また、一般的なウイスキー製造で行われる「冷却ろ過」を行わず、常温でろ過する”ノンチルフィルタード”とすることで、香味成分が豊富に残り、豊かな香りと複雑な味わいを感じることができる。

ボトルデザインは、液色を全面に見せるシンプルなものとなっており、正面には企業ロゴの「NIKKA WHISKY」と同じ書体の「N」を中央に大きく配置している。裏面には、竹鶴政孝の生家が造り酒屋であったことに由来するしめ縄のデザインが刻印されている。

ニッカウヰスキーは、創業90周年を迎えるにあたり、新たなコミュニケーション・コンセプト”生きるを愉しむウイスキー”を策定。ウイスキーが持つ豊かな個性や多様な楽しみ方を通して、人生そのものを愉しんでほしいという思いを込め、ニッカウヰスキーならではのユニークな魅力とウイスキーの多様な楽しみ方を提案していく。