Ubisoftとdouble jump.tokyoが提携、Web3ゲーム普及へ

フランスの大手ゲーム会社Ubisoftと、日本のブロックチェーンゲーム専業開発会社double jump.tokyoが戦略的提携を締結した。double jump.tokyoはUbisoftに対しWeb3対応に関わる技術サポートを行うとともに、主要マーケティングパートナーとして連携することで、グローバルでのWeb3ゲームの普及を加速させる。

提携に合わせ、Ubisoftで開発中の新作ブロックチェーンゲーム「Champions Tactics™: グリモリア・クロニクルズ」において、double jump.tokyoが提供するOasys Layer2ブロックチェーン「HOME Verse」の採択が決定した。「Champions Tactics™: グリモリア・クロニクルズ」は、PC向けのPvP型戦術RPGで、9,999種類のユニークなデジタルコレクティブル「Warlords」を配布済みだ。今後、第2弾となる「The Champions」コレクションを2024年7月18日に専用ミントサイトで獲得できるようになる予定である。

double jump.tokyoのWeb3技術支援のもと、「Champions Tactics™: グリモリア・クロニクルズ」のNFTはHOME Verseネットワークを使用して発行される。また、double jump.tokyoは「Champions Tactics™: グリモリア・クロニクルズ」において日本のIPおよびゲームとのコラボレーションなどを通して、アジアでの存在感を高めていく。

「HOME Verse」は、double jump.tokyoが開発・運用をするOasysのLayer2ブロックチェーンで、ユーザーは高速、ガス代無料で幅広いジャンルのブロックチェーンゲームを遊ぶことができる。大手ゲーム事業者からインディーゲーム開発者まで幅広く対応している。

Ubisoftは「アサシン クリード」「レインボーシックス」など多岐にわたるブランドを生み出しているゲーム会社だ。一方、double jump.tokyoは「My Crypto Heroes」などのブロックチェーンゲーム開発や、日本を代表するゲーム開発会社との共同開発に取り組んでいる。両社の提携により、Web3ゲームの普及が加速することが期待される。