invox、経費精算サービスを新たにリリース

株式会社invoxは、2024年7月2日に新サービス「invox経費精算」をリリースすると発表した。同社は2020年に「invox受取請求書」をリリースして以来、「invox電子帳簿保存」や「invox発行請求書」など、経理業務の効率化を目的としたサービスを次々と提供してきた。今回の「invox経費精算」は、経費精算の申請や承認、原本提出などの紙のやりとりを電子化し、領収書や近場交通費の入力・確認作業を自動化する経費精算システムだ。

「invox経費精算」は、領収書のAI OCRによるデータ化や、近場交通費の経路検索からの登録、定期券区間外の考慮など、経費精算に関わる様々な作業を自動化する。また、入力ルールの設定によるミスの削減、近場交通費の最安ルートや適格事業者登録番号の自動確認、申請内容からの自動仕訳データ生成など、経理担当者の負担を大幅に軽減する機能も備えている。さらに、クラウド上での申請・確認によって出社の必要がなくなり、ペーパーレス化によって書類の保管やファイリングも不要になるなど、経費精算業務全体の効率化を実現する。

同社はまた、「invox経費精算」のリリースに合わせて、既存サービスとの組み合わせでお得に利用できる「パック料金」の提供も開始する。これは、2サービス分の月額基本料金で4サービスが利用可能なプランで、「ミニマムパック」「ベーシックパック」「プロフェッショナルパック」の3種類が用意されている。パック料金の適用により、例えば「ミニマムパック」と「invox電子帳簿保存のベーシックプラン」を組み合わせた場合、「invox受取請求書のミニマムプラン」の月額基本料金980円(税込1,078円)相当の料金が割引になるという。

株式会社invoxは、請求書の受取から発行、経費精算まで、経理業務全般の自動化とインボイス制度・電子帳簿保存法への対応を効率化するソリューションを提供している。また、請求書1件につき1円を子どもに関するNPOに寄付する「One by One インボイス」の取り組みを通じて、子どもたちが安心して明るく生活できる社会の実現を目指している。