陸上日本代表の新ユニホーム発表

アシックスジャパンは、公益財団法人日本陸上競技連盟とのオフィシャルパートナー契約に基づき、パリ2024オリンピック競技大会に向けて、陸上競技日本代表選手が使用する新しいオフィシャルスポーツウェア全13アイテムを作製した。

今回のコンセプトは「パフォーマンスとサステナビリティの両立」で、選手のパフォーマンス向上のための機能性を高めつつ、全アイテムの主要素材に78%以上のリサイクル素材を採用している。

注目アイテムの1つ、短距離などで着用するシングレットは、ペットボトル由来の100%リサイクルポリエステルを使用し、アシックス史上最軽量の約46グラム(Lサイズ)を実現。前身ごろのはっ水加工や、動作シミュレーションに基づいた深い袖ぐり設計など、競技中の快適性を追求している。

もう1つの主力アイテム、マラソンや競歩で着用するシングレットは、体温が上昇しやすい場所を特定し、衣服内湿度を効果的に下げる独自の機能構造「ACTIBREEZE(アクティブリーズ)」を搭載。縫製箇所を少なくした軽量設計や、肌への張り付きを軽減する二重構造の生地など、長距離競技に適した仕様となっている。また、生地の染色には超臨界流体染色方法を用いることで、水とエネルギーの使用量を削減している。

デザインは、日本伝統の吉祥模様「矢絣(やがすり)」を取り入れた「YAGASURI グラフィック」を採用。キーカラーには、2015年から日本の存在感とチーム力を示す「サンライズレッド」を使用している。

なお、これらのオーセンティックモデルが、7月10日からアシックスオンラインストアや全国のスポーツ用品店などで順次発売される。