医療のノーベル賞プリ・ガリアン・ジャパン 2027が27年2月に日本初開催へ
The Galien Foundation(事務局:New York, USA、会長:Bruno Cohen)は、「プリ・ガリアン・ジャパン 2027」を2027年2月25日(木)にホテルニューオータニ(東京)にて日本で初めて開催することを決定した。

本アワードは医薬品や医療機器、デジタルヘルスなどのヘルスケア領域における研究者、政策立案者、産業界、投資家などが一堂に会する場となる。開催にあたり、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授や本庶佑教授からも祝福のメッセージが寄せられている。

医薬品・医療技術分野における国際アワード
プリ・ガリアンは1970年にフランスで創設された、医薬品・医療技術分野の国際アワードである。ノーベル生理学・医学賞が個人を表彰するのに対し、協調の精神と分野横断的な進展を評価し、製品や研究チームを表彰する点に特徴がある。
選考にあたっては売上データを考慮せず、科学的根拠と健康への影響のみを年に一度評価する。歴代の創立メンバーにはノーベル生理学・医学賞受賞者13名が含まれ、現在は米国・英国・フランス・インド・韓国など世界17か国とアフリカ地域で展開されている。なお、日本・シンガポール・オーストラリアへの拡大が進行中となっている。

日本で開催される意義と狙い
国民の29.4%が65歳以上である日本は世界で最も早く高齢化が進み、予防医療の停滞や新薬承認の遅延といった課題を先行して抱えている。一方で、日本はライフサイエンス研究において米国・中国に次ぐ規模で貢献し、先発医薬品の市場規模では米国に次ぐ世界第2位を誇る。
日本発のイノベーションを社会へ届け、世界へ発信するためのスタートラインと位置づけ、優れたシーズが社会に根づくまで伴走するイノベーション実装プラットフォームの構築を目指すとしている。
6つの賞カテゴリーと審査基準
プリ・ガリアン・ジャパン 2027では、以下の6カテゴリーで授賞が行われる。
- 医薬品[Pharmaceutical Product]
- バイオテクノロジー[Biotechnology Product]
- オーファン・希少疾患[Product for Rare/Orphan Diseases]
- メディカルテクノロジー[Medical Technology]
- デジタルヘルス[Digital Health Solution]
- スタートアップ(A:バイオテック、B:メドテック/デジタルヘルス)[Startup (Biotech & Medtech/Digital Health)]
共通の審査基準として「科学的・臨床的な革新性」「生物医学科学への知見の貢献」「人々の健康状態の向上へのインパクト」の3点が設定されており、市場規模・企業規模・開発費用は評価対象外となる。

開催概要と審査スケジュール

イベント当日はフォーラム、授賞式典、ディナーセレモニーが実施され、5製品・2企業が受賞する予定となっている。
- 名 称:プリ・ガリアン・ジャパン2027
- 開催日:2027年2月25日(木)【フォーラム】調整中(13時前後開始を予定)、【授賞式典】調整中(18時前後開始を予定)
- 会 場:ホテルニューオータニ(東京)(東京都千代田区紀尾井町4-1)
- 主 催:The Galien Foundation
- 審査書類提出締切:2026年11月6日(金)
- 審査期間:2026年11月~2027年2月
- ノミネート候補・企業の発表:2027年1月~
- 受賞製品・企業の発表:2027年2月25日(木)授賞式典にて
審査委員長は日本医学会 会長の門脇 孝 教授が務める。審査書類の提出は公式サイト(https://www.galienfoundation.org/submissions-japan)にて受け付ける。
本記事はThe Galien Foundationの発表をもとに作成。
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