クラウドワークス、業務AI化を一括請負する「マルっとAI」提供開始
株式会社クラウドワークスは、「AIクラウドワークス」の新プランとして、企業のあらゆる業務のAI化を一括して請け負う「マルっとAI」の提供を開始します。課題整理から要件定義、実装、運用ルールの検討、運用改善までの全工程を同社が元請けとして一貫して引き受けます。社内にAI人材を抱えていない企業でも、業務のAI化を継続的に進められる体制の構築を支援します。
全工程を一括して請け負う新プラン「マルっとAI」
「マルっとAI」は、業務の棚卸しやAI化対象業務の選定といった課題整理をはじめ、要件定義、AIワークフローの実装、運用ルールの検討、運用・改善支援までを網羅するサービスです。
利用企業側で発生するのは相談と意思決定のみとなり、実装以降の工程は「AIクラウドワークス」専任担当と、登録するAI技術者・専門家が担当します。ツールの導入だけでなく、運用ルールの整備や現場への定着までを支援範囲に含めることで、社内にAI人材がいない企業でも継続的な業務改善を進められる体制を整えます。
- サービス名:マルっとAI
- 提供主体:AIクラウドワークス(株式会社クラウドワークス)
- 提供内容:課題整理(業務棚卸し・AI化対象業務の選定)/要件定義/AIワークフローの実装/運用ルール検討/運用・改善支援
- 対象業務:マーケティング、営業、事業開発、カスタマーサポート、経理、法務、人事労務など、領域を問わず対応
- 特長:AIクラウドワークスが元請けとして契約。業務理解とAI実装スキルを併せ持つ「AI技術者・専門家」をアサインし、支援稼働の範囲内でツール開発まで実施

先行導入では6業務の工数を84%削減、外注費ゼロを達成
サービスの提供開始に先立ち、グループ会社である株式会社シューマツワーカーと共同で同社業務のAI化に取り組みました。各メンバーの業務を可視化するツールを構築したうえで対象業務を選定し、8領域・14業務をAI化しました。

このうち実績値を確認できた6業務(工数・外注費は実績値を確認できた6業務の合計、端数は四捨五入、人数換算は月160時間で算出)において、対象業務の合計工数が月434時間から68.6時間へ84%削減され、月365.4時間(人数換算で2.3名分)の余力を創出しました。また、月31万円かかっていた外注費は0円となりました。ツール開発まで月額の支援費(対象業務の範囲に応じた個別見積り)の範囲内で実施したため、追加の開発費は発生していません。実装期間は1業務あたり1〜2か月でした。
具体的には、経理の請求書作成業務で月70時間から6時間への削減および外注費28万円から0円への削減を実現したほか、人材マッチング運用の選考ステータス更新やカスタマーサポートの定型FIX作業を完全自動化し、工数を0時間に削減しました。
背景と今後の展開
帝国データバンクが公表した「生成AIに関する企業の動向調査(2026年3月)」によると、企業の生成AIの業務活用は34.5%にとどまっています。中小企業を中心に「どのように業務を改善すればよいか分からない」「社内にAIを実装できる人材がいない」「ツールを導入したが定着しない」といった課題や、部門単位での導入に留まり部門間をまたぐ業務が手つかずになるケースが見られます。
「マルっとAI」では会社全体を発注単位とすることで部門をまたぐ業務にも対応し、中小企業がAI化に必要な人材・実装・運用を自社で抱えることなく業務のAI化を進められる環境を提供します。同社は今後、対象業務領域のさらなる拡大と、業界別のAI化パッケージの提供を進める方針です。
会社概要
株式会社クラウドワークス
- 代表者:代表取締役社長 兼 CEO 吉田 浩一郎
- 所在地:東京都港区麻布台一丁目3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 28階
- 設立:2011年11月11日
- 事業:インターネットサービスの運営
- 資本金:28億1,776万円 ※2026年6月末現在
- URL:https://crowdworks.co.jp/
株式会社シューマツワーカー
- 代表者:代表取締役 中村 剛
- 所在地:東京都港区麻布台一丁目3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 28階
- 設立:2016年9月1日
- 事業:副業・フリーランスのプロ人材マッチングサービス事業
- 資本金:1億円
- URL:https://company.shuuumatu-worker.jp/
本記事は株式会社クラウドワークスの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



