芸人初、野田クリスタルがゲーセンのアーケードゲームをプロデュース

お笑い芸人の野田クリスタル(マヂカルラブリー)が、Nintendo Switch向けに開発したゲーム「野田ゲー」シリーズのアーケード版を、株式会社GENDA GiGO Entertainmentと共同でプロデュースした。芸人がプロデュースしたアーケードゲームとしては初の試みだ。

「野田ゲー」シリーズは、ゲーム好きで知られる野田クリスタルが、「ことばのパズル もじぴったん」の生みの親である株式会社カヤック所属のゲームクリエイター後藤裕之と共同で開発したNintendo Switch向けゲーム。「スーパー野田ゲーPARTY」と「スーパー野田ゲーWORLD」の2作品で、累計15万本以上の売上を記録している人気シリーズだ。

そのシリーズの次なる挑戦が、ゲームセンターへの進出。池袋のGiGO総本店で2024年7月2日から7月31日まで開催される夏休み企画『野田ゲー×GiGO』にて、「スーパー野田ゲーGiGO」として4種類のミニゲームを搭載したアーケード筐体が登場する。

野田クリスタル自身が、どのゲームをアーケード化するかを検討し、レバー操作の特性を生かせるよう調整。「大乱闘ブロックくずして」は、「プログラミングで一番最初に作ったゲームで思い入れがある」と語り、忙しい合間を縫って開発陣とのミーティングに参加するなど、並々ならぬこだわりを見せた。

超簡単で誰でも楽しめる!アーケードゲーム化された4つの野田ゲー

①みんなのつり革〜満員電車でも、つり革に捕まりたくないよ〜

M-1グランプリ2020決勝で優勝した際に披露した漫才が元になっているゲーム。激しく揺れる電車の中で、長く画面の中にいられるようレバーを使って操作します。Aボタンで一瞬つり革に捕まることもできますが、すぐつり革がちぎれてしまうので要注意です。

②大乱闘 ブロックくずして〜球に当たると、顔がデッカチャンだよ!!〜

自動で動く球がブロックを崩す中、その球の邪魔をせず球をよけまくるゲームです。球が顔に当たってしまうと、徐々に顔が巨大化して、身動きが取れなくなってしまいます。赤いブロックに当たるとアイテムゲットなどの当たり、あるいはハズレが出ます。

③ナガイアス〜ボスまでの長ーい道のりが一画面に!!〜

横スクロールのシューティングゲームのステージが、なんと1画面に。筐体のレバーを使ってあらゆる攻撃を避けながら進み、Aボタンで射撃します。スタート地点から、いきなり最後のボスを狙うこともできます。進みながらアイテムを取るとスピードアップをしたり、射撃の射撃距離を伸ばすこともできます。

④The 連射〜高橋名人と連射勝負!!〜

16連射でおなじみの「高橋名人」とガチンコ連射勝負!己の指の限界を超えて、ボタンを押しまくり、スイカを早く砕いたほうが勝ちです。連射には、A、B、C、どのボタンも使うことができます。

会期中は、野田クリスタルが自らプレイした4種類のゲームのスコアを筐体近くに掲示。来場者は、純粋にゲームを楽しむだけでなく、野田クリスタルの記録に挑戦するという楽しみ方ができる。

さらに、7月2日の除幕式および記者会見に、抽選で25名を招待。GiGO公式アプリ「GiGOアプリ」から応募が可能だ。

ゲームセンターという新たなフィールドに挑戦する「野田ゲー」。お笑い芸人ならではの斬新な発想と、本格的なゲーム開発のコラボレーションから生まれた作品が、この夏、多くの人を楽しませてくれそうだ。