プロテイン利用の理由やきっかけ、1位は「タンパク質の摂取」

株式会社しんげんが運営する主婦向け情報メディア「SHUFUFU」が、プロテイン利用に関するアンケート調査を実施した。調査は2024年6月にインターネット上で行われ、プロテインを利用している男女200人(男性95人、女性105人)から回答を得た。

利用しているプロテインの種類(複数回答)では、「ホエイプロテイン」が56%で最多となった。特に男性の回答が多かった。2位は「ソイプロテイン」で39.5%、女性の回答が多かった。ホエイプロテインは牛乳由来、ソイプロテインは大豆由来のプロテインだ。

プロテインのタイプ(複数回答)は、「粉末状」が75.5%で1位、「液体・飲み物」が18.5%で2位だった。粉末状は水や牛乳で手軽に摂取できるのが魅力だ。

プロテイン利用の理由やきっかけ(複数回答)は、1位が「タンパク質の摂取」で59%、2位が「筋肉作り・維持」で40.5%だった。プロテインの主成分はタンパク質なので、それを目的に摂取する人が多いのは納得の結果だ。「タンパク質の摂取」を選んだ理由としては、「食事だけでは摂取が難しい」「効率的に摂取できる」といった声が多かった。「筋肉作り・維持」では、「筋トレの効率アップ」を期待する声が目立った。

3位は「ダイエット」で、プロテインで筋肉を増やし基礎代謝を上げる効果や、食前に飲んで暴食を防ぐ効果を狙う人が多かった。4位は「必要栄養素の補給」、5位は「美容」、6位は「おやつ代わり」、7位は「疲労回復」だった。

プロテイン利用の効果については、「やや効果を感じる」が45.5%で最多、「どちらともいえない」が37%で続いた。はっきりとした効果を感じている人は少数派だった。

今回の調査で、プロテイン利用の主な理由が「タンパク質の摂取」であることが明らかになった。食事だけでは摂取が難しいタンパク質を、手軽に効率よく補えるのがプロテインの魅力のようだ。一方で、利用者の多くははっきりとした効果を感じられていないのが現状だ。適切な利用法を学び、自身に合ったプロテインを見つけることが大切だろう。