ダイソン、カメラ搭載歯ブラシや次世代ロボット掃除機など新製品を発表
ダイソンはドイツ・ベルリンで開催されたイベント「Dyson Unveiled」において、人工知能や機械学習などのインテリジェンス技術を搭載した次世代製品群を発表した。チーフエンジニアのジェイク・ダイソン氏は、従来の機械工学中心のアプローチから、周囲の環境を理解して動作するインテリジェントなデバイスへの進化を表明した。今回発表されたのは、オーラルケア、ロボット掃除機、空気清浄機、ヘアケアなど多岐にわたる新製品である。
「Dyson CameraJet」は、ブラッシング、歯間ケア、マウスウォッシュを1台に統合した製品である。10万ピクセルのマクロレンズカメラと独自の「Gap Optical Targeting」テクノロジーを搭載し、毎秒28枚の画像を解析する機械学習システムによって歯間をリアルタイムで検知しながら精密なジェット水流を噴射する。本製品は、2026年6月までに全世界で公開された競合情報に基づく調査において、ブラシモードおよびオートジェットモードを搭載した唯一の電動歯ブラシとされている。
Wi-FiおよびBluetooth接続に対応し、「MyDyson」アプリを通じて磨き残しの確認やガイド機能を利用できる。なお、撮影画像は本体やクラウド上に保存されない設計となっている。専用の歯磨き粉およびマウスウォッシュの日本での発売は未定とされている。
知能と清掃性能を高めた「Dyson Nurovi」ロボット掃除機シリーズ
独自の「Neural Intelligence」技術とビジョンシステムを融合したロボット掃除機「Dyson Nurovi」シリーズも披露された。
- Dyson R1 Nurovi Dry:21,000Paの吸引力と、壁際まで自動で伸びる伸縮式サイドブラシを備えた吸引専用モデル。
- Dyson R2 Nurovi Wash+Dry:壁際や部屋の隅に届きやすい三角ルーロー水拭きウォッシュパッドを搭載し、ドック内で75度に加熱した温水で清掃をサポートするモデル。
- Dyson R3 Nurovi Spot+Scrub UV:UVライトとAIビジョンにより家庭内の約200種類の物体や汚れを認識するモデル。70度の温水を供給するセルフクリーニング式ウェットローラーや30,000Paのモーターを搭載する(日本発売は2027年上半期予定)。
また、水拭きクリーナーの進化版として、吸水性能を向上させ充電スタンドにセルフクリーニング機能を備えた「Dyson W1 PencilWash」も発表された(日本発売は2026年秋予定)。
航空工学に着想を得た「HushJet」空気清浄機シリーズ
航空機の騒音低減技術に着想を得た送風アーキテクチャ「HushJet」を採用した空気清浄機シリーズも展開される。
- Dyson HushJet Big+Quiet Cool Pure+ Ioniser+UV 空気清浄ファン:0.01ミクロンサイズの汚染物質を99.999%捕集する3段階フィルターを備え、複数部屋の空気循環と清浄に対応するシリーズ最大のモデル(日本発売は2026年冬以降予定)。
- Dyson HushJet Cool Pure+ Ioniser+UV 空気清浄ファン:従来モデルと比較して最大3倍の空気清浄性能を持つコンパクトモデル(日本発売は2026年10月予定)。
- Dyson HushJet Hot Cool Pure+ 空気清浄ファン:空気清浄、ヒーター、扇風機の機能を1台に集約したモデル(日本発売は2026年冬以降予定)。
独自の熱制御・気流技術を導入したヘアケア新製品
ヘアケア分野では2製品が発表された。いずれも日本での発売は未定となっている。
「Dyson Corrale CoolShine ヘアアイロン」は、水を封入したクーリングパイプを備えた冷却アタッチメントを搭載。スタイリング中に余分な熱を取り除くことで、アタッチメント非使用時と比較して熱ダメージを最大29%軽減し、ツヤを最大154%向上させるとしている。
「Dyson Airsmooth ホットブラシ」は、髪を引っ張らずに整える特許取得済みのデュアルブラシシステムと気流技術を組み合わせ、髪を乾かしながら自然な仕上がりへ導く製品となっている。
本記事はダイソンの発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



