Dellows News

加齢による食事変化の実感は46% 工夫の難しさは栄養バランスが最多

株式会社NEXER Groupとフジ産業株式会社は、全国の男女500名を対象に実施した「年齢を重ねた家族・自分の食事に関するアンケート」の結果を公表した。調査によると、自分や家族の加齢に伴い食事の変化を感じたことがある人は46.0%にのぼった。また、年齢に合わせた食事の工夫について「難しい」と感じている人は半数を超えている。

46.0%が食事の変化を実感 「食べる量の減少」が最多

自分や家族が年齢を重ねる中で食事について気になることや変化を感じたことがあるか尋ねたところ、「よくある」が12.4%、「ややある」が33.6%となり、合わせて46.0%が変化を感じていると回答した。「あまりない」は26.0%、「まったくない」は28.0%だった。

変化を感じたことがある回答者に具体的な内容を聞いたところ(複数選択可)、「食べられる量が減った」が47.0%で最も多く、次いで「栄養バランスが気になるようになった」が34.3%、「味の好みが変わった」が29.6%、「食が細くなった」が27.0%と続いた。

重視する点は「栄養バランス」が37.6%でトップ

高齢の家族や将来の自分の食事で特に大切にしたいことを聞いたところ、以下の結果となった。

  • 栄養バランス:37.6%
  • 美味しさ:22.0%
  • 食べやすさ:10.2%

理由として、栄養バランスを選んだ人からは健康維持や免疫力への配慮を挙げる声が集まった。美味しさを選んだ人からは食事を楽しむ重要性を指摘する意見があり、食べやすさを重視する人からは誤嚥を防ぎたいといった声が寄せられた。

56.4%が食事の工夫を「難しい」と回答 栄養面や献立に課題

年齢に合わせた食事の工夫が難しいと感じるか尋ねたところ、「とても難しい」が12.8%、「やや難しい」が43.6%で、合計56.4%が難しさを感じていると答えた。一方で「あまり難しくない」は27.4%、「まったく難しくない」は16.2%だった。

工夫が難しいと答えた人に具体的な課題を聞いたところ(複数選択可)、「栄養バランスを考えること」が58.2%で最多となった。以降は「飽きない献立を考えること」(37.6%)、「やわらかく調理すること」(31.6%)、「家族それぞれに合った食事を作ること」(23.8%)が続いた。

年齢による食事の変化に対して、外部のサポートや専門的な食事を頼りたいと思うかについては、「ぜひ利用したい」(7.0%)と「内容によっては利用したい」(42.6%)を合わせ、49.6%が前向きな回答を示した。「あまり利用したいと思わない」は23.6%、「利用したいと思わない」は26.8%だった。

利用に前向きな理由としては専門家への相談や調理負担の軽減が挙げられた一方、慎重な層からは費用面への懸念や自力で対応したいという意見が見られた。また、不安や助かるサービスに関する自由記述では、噛む力・飲み込む力の低下への不安や、献立作成サービスの要望などが寄せられた。

【調査概要】

  • 調査手法:インターネットでのアンケート
  • 調査期間:2026年7月24日~7月31日
  • 調査対象者:全国の男女
  • 有効回答:500サンプル

本記事は株式会社NEXER Groupとフジ産業株式会社の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間