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天地人、アジアの中高生向け研究大会に参画 衛星データ活用ワークショップ等を実施

JAXA認定の宇宙ベンチャーである株式会社天地人は、マレーシアで2026年8月22日から23日に開催された中高生向け研究カンファレンス「Science Castle Asia 2026」にメインパートナーとして参画した。

同イベントには、約300件の応募から選抜された11か国・150組の学生研究チームが参加した。天地人はマレーシア宇宙庁(MYSA)とともに約400名の学生を対象としたワークショップを実施したほか、衛星データを活用した水道DXソリューション「KnoWaterleak」の展示や学生研究へのアワード授与などを行った。

11か国から中高生が集うScience Castle Asia 2026

Science Castle Asiaは、アジア各国の中高生が研究成果を発表し、企業や大学、研究機関の専門家から助言を受ける国際的な研究カンファレンスである。

参加した学生の研究テーマは、環境・サステナビリティ、水、農業、ヘルスケア、AI、地域課題解決など多岐にわたり、その多くがSDGsと結びついている。同大会は、若い世代が科学技術を通じて課題の解決策を探究する場となっている。

衛星データの活用を学ぶ実践型ワークショップ

天地人のVP of Engineeringを務める白井康雄氏は、約400名の学生を対象に「Eyes from Space: Solving Everyday Problems with Satellite Data」と題したワークショップを実施した。

セッションでは、光学・熱赤外・SARなどのセンサーが水や農地、森林、災害の観測にどう使われているかを紹介したほか、同社の水道DXソリューション「KnoWaterleak」を例に社会インフラ維持管理への活用実例を説明した。さらに、学生が市長の立場となって新設病院の立地を検討する実践型ワークを行い、衛星データと地域情報を組み合わせたデータ活用の視点を伝えた。

白井氏は、会場の学生たちの研究テーマが日々取り組んでいる課題そのものであるとし、「MYSAとのワークショップ共催を通じて、アジアの教室と宇宙技術との距離は、学生たちが想像するよりもずっと近いことを示せたと思います」とコメントしている。

AIやインフラ分野の学生研究へTenchijin Poster Awardを授与

天地人は、自社の事業領域と親和性の高いAI、衛星エンジニアリング、インフラ分野に取り組む優れた学生研究4件に対し、「Tenchijin Poster Award」を授与した。

会場ではこのほか、グローバル事業開発担当の堀井亮太郎氏によるメインパートナー挨拶や、学生ポスター審査への参加、展示ブースにおける「KnoWaterleak」の紹介が行われた。同社は今後も教育・研究支援を通じて、アジアの次世代研究者との交流を継続するとしている。

水道DXソリューションKnoWaterleakのグローバル展開

天地人が提供する水道DXサービス「宇宙水道局」は、衛星データとAIを活用して漏水調査の課題解決を図るシステムである。日本国内における延べ導入事業体数は、2026年7月現在で契約更新を含め80を突破している。

東南アジア各国においても水道インフラの老朽化と維持管理の効率化が共通の課題となっていることから、同社はグローバル版として漏水評価・管理プラットフォーム「KnoWaterleak」を展開している。アジアやヨーロッパへの展開を進めており、2026年4月にはフランスの水道事業者Aqualter社と提携してフランス国内での導入も開始した。

  • 会社名:株式会社天地人
  • 所在地:東京都中央区日本橋1丁目4-1 日本橋一丁目三井ビルディング5階
  • 代表者:代表取締役 櫻庭康人
  • 事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル
  • 公式サイト:https://tenchijin.co.jp/
  • KnoWaterleak公式サイト:https://knowaterleak.space/
  • 宇宙水道局特設サイト:https://suido.tenchijin.co.jp/

本記事は株式会社天地人の発表をもとに作成。

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