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博報堂、新富裕層調査2026を発表 年収3000万円以上の価値観を分析

株式会社博報堂の専門チーム「博報堂富裕層マーケティングラボ(HAML)」は、世帯年収3,000万円以上の層を「新富裕層」と位置づけ、価値観や消費行動などを分析した「新富裕層調査2026」の結果を発表しました。

調査では、所得と資産の双方を保有する実態が確認されたほか、年代を超えて共通する10の価値観や、若年層・シニア層それぞれにおける消費・テクノロジー利用の特徴が明らかになりました。

世帯年収3000万円以上の過半数が純金融資産1億円以上

調査によると、野村総合研究所が富裕層と定義する「純金融資産1億円以上」の世帯割合は、回答者全体では4%、世帯年収1,500万円以上の層では22%であるのに対し、世帯年収3,000万円以上では55%を占めました。

また、世帯年収5,000万円以上では、同研究所が超富裕層と定義する「純金融資産5億円以上」の世帯が48%を占めており、所得と資産の双方を備えた層の目安が示されています。

年代を超えてみられる新富裕層の「10大価値観」

世帯年収3,000万円以上の層には、年代を問わず共通する10の価値観がみられるとしています。モノの所有よりも体験や経験にお金を使いたいとする回答が51%(全体39%)に達したほか、商品そのものだけでなく背景のストーリーを大切にしたいという回答が48%(全体31%)となりました。

さらに、時間やゆとりを得るための出費を惜しまない人が58%(全体31%)、健康や心の豊かさのためにお金をかけている人が57%(全体42%)を占めています。資産運用に関しては、貯蓄より投資にお金を回すことを志向する割合が59%(全体35%)となった一方、親や先祖から継承された資産の維持を重視する割合も52%(全体33%)にのぼり、積極的な運用と継承のバランスを重視する傾向が示されました。

活発な消費を行う若年富裕層とAIを活用するシニア富裕層

世代別の分析では、世帯年収3,000万円以上の20代から30代の若年富裕層において、32%がクルマにお金をかけていると回答し、若年層全体(13%)を上回りました。生活費以外に1ヶ月間に自由に使えるお金の平均は58万円となり、40代から50代(44.8万円)や60代以上(46.6万円)を上回っています。

一方、世帯年収3,000万円以上の60代シニア富裕層では、53%が生成AIツールを利用していると回答しました。これはシニア層全体(34%)を上回り、若年層全体(58%)に近い水準となっています。また、新しい知識や経験を追求し自分を成長させ続けたいとする割合は57%となり、若年層全体の数値を13ポイント上回りました。

調査概要

  • 調査名称:新富裕層調査2026
  • 調査手法:インターネット調査
  • 対象者:全国の20~69歳の男女計3,709名(内、3,031名はQueridaパネル。世帯年収1,500万円以上2,173名、同3,000万円以上547名、同5,000万円以上214名、金融資産1億円以上727名、同5億円以上194名。全体値は人口構成に基づきウェイトバック集計を実施)
  • 調査時期:2026年3月13日~24日
  • 調査機関:QO株式会社

本記事は株式会社博報堂の発表をもとに作成されています。

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