中高生対象のアプリ甲子園、AI部門新設し14回目開催へ
アプリ甲子園実行委員会は、全国の中学生・高校生を対象にしたアプリ・Webサービスの開発コンテスト「アプリ甲子園2024」の開催を決定した。2024年6月20日から9月9日までエントリーを受け付け、11月17日に開催する決勝プレゼンテーションでグランプリを決定する。
「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成支援を目的として、2011年より開催されている。今年のテーマは「試そう。今の自分も技術も、アイデアも。」で、全国の中高生が開発したスマートフォン向けアプリ・Webサービスを広く募集し、企画力と技術力の観点から優秀な作品を選出・表彰する。
大会では、スマートフォンアプリやWebサービスを対象とした「開発部門」と、アプリ甲子園の協賛企業から提示された課題をテクノロジーの力で解決するための、イノベーティブなアイデアを企画・提案する「アイデア部門」を募集する。さらに今年はAI開発部門を新設し、AIをコア機能として活用したアプリも募集する。
AI開発部門と一般開発部門の応募資格は、生年月日が2006年4月2日以降の個人・グループで、決勝大会当日に現地でプレゼンテーションが可能な方。選考対象はiOS用アプリ、Android OS用アプリ、Webブラウザ上で動作するWebサービスで、作品テーマは基本自由だ。AI開発部門ではAIをコア機能としたアプリ・サービス開発を行い、その「企画力」「技術力」を競う。
アイデア部門の応募資格は、生年月日が2006年4月2日以降の個人のみで、決勝大会当日に現地での表彰式来場が可能な方。選考対象は各協賛企業から提案された課題をテクノロジーの力を使って解決するアイデアの企画書だ。
審査員には、パノラマティクス主宰のクリエイティブディレクター齋藤精一氏、事業構想大学院大学学長の田中里沙氏、慶應義塾⼤学環境情報学部教授の中澤仁氏、タレント/エンジニアの池澤あやか氏、株式会社イエソド代表取締役の竹内秀行氏らが名を連ねている。