レノボが個人・法人向けの新AI製品群を発表 各種モデルの日本展開は未定
レノボはドイツ・ベルリンで2026年9月3日に開催されたLenovo Innovation Worldにおいて、個人およびエンタープライズ向けの新たなテクノロジーポートフォリオを発表した。デバイスやサービスを横断して1つのパーソナルAIを提供するアプローチや、企業のデータ活用を支援する技術を提示している。なお、今回発表された各製品、コンセプトモデル、サービスの日本市場での販売および提供は未定となっている。
パーソナルAIソリューションであるLenovo & Motorola Qiraは、対応範囲をPC、モトローラのデバイス、アプリケーションへと広げる。従来は大容量メモリ搭載モデルに限られていた対応を、16GBメモリを搭載する対象レノボPCへと拡大した。また、Android 17へのアップグレードに伴い、対象となる一部のedge、razr、signatureシリーズの端末にもMotorola Qiraを提供する。
さらに、Workatoとの協業を通じて、Gmail、Google Calendar、Google Contacts、Slack、Outlook Mail、Outlook Calendarなどの日常的なサービスとの連携体験を拡充する方針を示した。
クリエイター向けシリーズ「Yoga」では、NVIDIA RTX Sparkを搭載したノートPC「Lenovo Yoga Pro 9n」と「Lenovo Yoga 9n 2-in-1」を発表した。タブレット製品としては、ペンを中心とした操作性を備えるAndroidタブレット「Yoga Tab Plus Gen 2」と「Yoga Tab Gen 2」をラインアップに加えた。あわせて、音声、ペン、カメラ、タッチ入力を活用してデバイス間でアイデアを記録・発展させる「Lenovo Smart Canvas Concept」も紹介された。
コンシューマー向けには、7色のカラーバリエーションを展開するノートPC「IdeaPad Vibe」シリーズや、オールインワン設計のホームデスクトップ「IdeaCentre AIO i」が発表された。
企業のAI導入を支援するビジネス向け製品とコンセプト
ビジネス向けには、拡張性の高いローカルAI性能を提供するデスクトップ「ThinkCentre X Ultra」「ThinkCentre M75」シリーズや、モバイルワーカー向けのノートPC「ThinkBook 14 Gen 9」「ThinkBook 14x Gen 2」を発表した。ディスプレイ製品では、Web会議機能やデバイス管理機能を統合した新しい「ThinkVision」を展開する。
セキュリティ面では、Absolute Securityを基盤とし一部のThinkPadに対応する「ThinkShield TraceLock」や、SentinelOne傘下の「Prompt Security」を導入した。
また、次世代コンピューティングを探求するコンセプトモデルとして、薄型ファンレスPCの「Project AeroBlade Concept」や、作業領域を拡張できるノートPC「Project Swan Concept」を提示している。
モトローラブランドからは、4辺カーブデザインとSnapdragon 7s Gen 3を搭載し、16画素を1画素に統合して実効12.5MPの写真解像度を実現する200MPカメラシステムを備えたスマートフォン「motorola edge 70 plus」が発表された。
ウェアラブル端末としては、Polarによるウェルネス機能、Wear OS by Google、LTE eSIM機能を備え、Motorola Qiraに初対応するスマートウォッチ「moto watch ultra」が登場した。このほか、別売りの対応ケースでマグネット接続が可能な「moto snap wireless charger」や、スワロフスキー・クリスタルを手作業で配置した特別モデル「motorola razr with Crystals by Swarovski」も発表されている。
- 社名:レノボ(Lenovo Group Limited/香港証券取引所:992、ADR:LNVGY)
- 売上高:830億米ドル
- 拠点:世界20カ所以上の研究開発拠点、11市場にまたがる30以上の製造拠点
- 事業規模:Fortune Global 500の153位、180市場で展開
本記事はレノボの発表をもとに作成。
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