Excel業務をアプリ化、BlueMeme新製品が提供開始
k株式会社BlueMemeは、2024年6月18日に「OutSystems Rich Grid Component ODC Edition」の提供を開始すると発表した。本製品は、同社が提供するOutSystems専用の開発部品「OutSystems Rich Grid Component」がOutSystems Developer Cloud(ODC)に対応し、業務アプリケーションに必要な新機能が追加された最新版のコンポーネントだ。
OutSystems Rich Grid Componentは、メシウス株式会社の製品「SpreadJS」をOutSystems上で利用できるようにコンポーネント化したもの。今回、OutSystems 11に加え、新たにODCへの対応を実現したことで、より多くの顧客に利用可能となった。
本コンポーネントは、JavaScriptを書くことなくOutSystems上でSpreadJSの機能を利用でき、開発するアプリケーション上でExcelと同様のUIと機能性を提供する。ローコードで簡単にExcelの利便性を再現し、アプリケーション化することが可能だ。
特徴として、Excel互換のスプレッドシート機能、リボンメニューや数式バーなどの周辺UIのカバー、既存のExcelファイルの活用、セル型やアウトライン列機能などの1歩先の機能性を実現している。
また、「OutSystems Rich Grid Component ODC Edition」は、SpreadJSの最新バージョン「V17J」に対応。V17Jには、工程管理表(ガントチャート)を作成できる「ガントシート」機能が追加され、製造業や建築業など多くの業界の生産管理システム開発に対応可能となった。
BlueMemeは2012年にローコード開発基盤「OutSystems」を日本で初めて導入し、日本のローコード開発市場をけん引してきた。今後もメシウス社との協業を通じて、ローコードおよびノーコードを活用した効率的な業務DXを推進し、顧客のビジネスニーズに即した最新の技術とサービスを提供していく方針だ。